国際交流基金(JF)は、フランス・レンヌで開催されるTNBフェスティバルにおいて、平田オリザが主宰する青年団による『KOTATSU』を上演します。

 TNBフェスティバルは、ブルターニュ国立劇場(TNB)が主催する国際舞台芸術フェスティバルです。演劇をはじめ、ダンスや音楽、パフォーマンスなどジャンル横断的なプログラムを展開するほか、世界各国の劇場関係者やプロデューサーが集う交流の場としても知られています。

 『KOTATSU』は、フランスの劇作家・演出家パスカル・ランベールが青年団の俳優のために書き下ろし、平田オリザが日本語監修と共同演出を務める作品で、日本とフランスの現代演劇を代表する演劇人である両者の20年以上にわたる継続的な協働の成果として生まれたものです。小さな会社を一代で国際企業へと成長させた一家の正月を舞台に、SNSを通じて不安や脅威が日常に徐々に浸食していくさまを描きます。

 本作品は、JFの2021年度舞台芸術国際共同制作事業により制作されました。コロナ禍を経て、今回がフランス初上演となります。フランスの劇作家と日本の演劇人との協働から生まれた本作品の上演を通じて、日仏の舞台芸術交流のさらなる発展を期待します。




(C)Miula Ulin


本作品のクリエイションプロセスは、2021年度国際共同制作事業のオブザーバー報告書よりご覧いただけます。
⇒https://www.jpf.go.jp/j/publish/perform/pdf/icpa_report_r3.pdf

公演詳細
⇒『KOTATSU』|公演案内|青年団公式ホームページ https://www.seinendan.org/play/2026/08/8680

公演概要



プロフィール
【パスカル・ランベール】

(C)Pauline Roussille
フランスの劇作家、演出家、映画監督、振付家。1962年生まれ。2007年から17年までジュヌヴィリエ国立演劇センターの芸術監督を務め、高く評価される。12年にフランス劇文学賞大賞、13年にフランス演劇賞戯曲賞、16年にアカデミー・フランセーズ演劇賞受賞。17年より、パリのブッフ・デュ・ノール劇場アソシエート・アーティスト。19年に『Architecture』を上演し、アヴィニョン演劇祭のオープニングを飾った。




【平田オリザ】


作家・演出家・青年団主宰。芸術文化観光専門職大学学長
青森県立美術館 館長。江原河畔劇場 館長。豊岡演劇祭フェスティバル・ディレクター。
1962年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。
1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。1998年『月の岬』で第5回読売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞受賞。2002年『上野動物園再々々襲撃』(脚本・構成・演出)で第9回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。2002年『芸術立国論』(集英社新書)で、AICT評論家賞受賞。2003年『その河をこえて、五月』(2002年日韓国民交流記念事業)で、第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。2019年『日本文学盛衰史』で第22回鶴屋南北戯曲賞受賞。




【国際交流基金について】
国際交流基金は「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ。」をミッションに、「文化芸術交流」「日本語教育」「日本研究・国際対話」を通じて国際文化交流を推進する独立行政法人です。
25か国・26の海外事務所と、国内の附属機関・支部を足がかりに、世界各国の在外公館、日本語教育機関や文化交流機関等と緊密に連携をとりながら、グローバルに活動を展開しています。
フランスでは、パリ日本文化会館を拠点に、文化芸術交流事業、日本語教育支援事業、日本研究事業を展開しています。
国際交流基金 公式ウェブサイト:https://www.jpf.go.jp/
国際交流基金 パリ日本文化会館 公式ウェブサイト︓https://www.mcjp.fr/







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