いつも多くのゲストで賑わう東京ディズニーランド。
特に夏は屋内のレストランでゆっくりと過ごしたいたいですよね。
そこで、暑い季節に嬉しい、涼しく落ち着いて食事ができるレストランを特集します。
いつでも夜の気分で食事を楽しめる人気の「ブルーバイユー・レストラン」
人気アトラクションとも深い繋がりがある「グランマ・サラのキッチン」
東京ディズニーランドの人気レストラン2つを、隠れたトリビアと共にご紹介します。
実はずっと夜。「ブルーバイユー・レストラン」で味わう静かな夕食
アドベンチャーランドのテーブルサービスのレストラン、「ブルーバイユー・レストラン」。
「ブルーバイユー」とは「青い入り江」という意味で、アトラクション「カリブの海賊」のボートからも見える、静かなレストランです。
ロマンティックな雰囲気漂うこのレストランではクレオール風の料理が味わえます。
このクレオールとは、様々な食文化の特徴がある独特のスタイルで、アメリカやフランス、スペイン等の様々な食文化が混ざり合ったものです。
肉やシーフード、チキン等幅広いメニューも特徴的です。
レストランに入ると、奥にある川沿いには蛍が飛び交う様子や、夜空には時々流れ星を見る事もできます。
実はこのレストランは、いつ行っても「夜のガーデンパーティー」という設定。
陽射しがまぶしい昼間に行ってもキャストは「こんばんは! 」とあいさつしてくれます。
日本とは無縁のようなのに「ちょうちん」がある理由
夜の静かな風景の中でロマンティックに食事が楽しめるこちらのレストラン。
耳を澄ますと虫や動物の声が聞こえたり、「カリブの海賊」のボートで出発する静かな水の音が聞こえたり…。
東京ディズニーランドの中でも落ち着いた雰囲気で食事ができる、数少ない場所と言ってもいいかもしれません。
しかし、そんな海外の邸宅のガーデンパーティーの雰囲気なのに、上を見上げてみると、なにやら一見不似合な日本の「ちょうちん」の様なものが…。
これは実はこのアドベンチャーランドの舞台であるニューオーリンズの港では貿易が盛んであり、世界中の様々なものが集まってきていたから、という物語があります。
そんな中、日本のものも多くあり、夜のガーデンパーティーにちょうどいい「ちょうちん」が使われているのですね。
ピークを外せば、お茶やデザートだけでも気軽に利用可能!
落ち着いた雰囲気が特徴のこちらのレストラン、人気のレストランですので、できればプライオリティシーティングで事前に予約しておきたいところです。
ちなみに、予約していない場合は、レストラン入口にあるウエイティングスペースや、屋外で待つ事になりますが、この建物入った左右には「女性の肖像画」が壁に飾られています。
実はこれ、お見合い写真代わりの絵。
まだ写真が気軽ではなかった19世紀前半当時は、良家の女性はほとんどがお見合い結婚でした。そのためこうした絵を使っていたんですね。
また、意外に知られていないのが、このレストランはコース料理だけではなく、単品でも頼めるメニューもあり、デザートやお茶だけでも利用が可能だということ。
食事のピークを外せばゆっくりお茶ができるレストランでもありますので、空いている時間にぜひ利用してみてください。