4.興味を失ってしまう女性

掃除や料理など、彼に尽くしすぎるとウンザリされることがあります。それは母親を思い出してしまうから。そして「あいつは俺にぞっこんだから何をしてもいいんだ」と思うようになります。

また、なにがなんでも恋のスケジュールを優先し、いつも彼のために時間を空けていると軽く見られます。

世話焼きや尽くす体質の彼女に、ケアやサービスをしてあげようと彼は思いません。感謝も最初だけ。
ケアとは、彼が彼女を思いやり、彼女のうれしがることを自主的に行動すること。

「彼女をケアし、喜ばせる(「俺はケア能力・サービス能力のある男だ」と実感できる=誇らしい)」のが男としての本能、ということを理解しましょう。

「彼女にケアしてあげたい」と思わせないと、そういう気持ちになる女性でないと、彼は他の女性を喜ばせるために、どこかへ行ってしまうのです。

いかがでしたか?

以上のような女性には癒しが感じられず、離れていってしまうでしょう。

4の特徴は「いい女」に思えますが、男性の習性上、至れり尽くせりだと彼女の存在を忘れてしまいます。それは、お母さんに感謝を忘れてしまい、何も思わなくなるのと同じ。それどころか文句を言ったりわがままな態度をしてしまうのです。

これらの女性の共通点は?

それは、“思い込みの激しさ”です。

勝手な思い込みで、悪いことを想像して悲しくなったり、心配でどうしようもなくなり感情的になってしまう。

「私は魅力的じゃないけどあなたは素敵な人」という思い込みがネガティブにさせてしまう。

“浮気してる”の思い込みから、報告を強要してしまう。

尽くすことが彼への愛と思い込み、尽くしすぎてしまう。

対処法は?

思い込みは相手のことを考えず、自分だけで完結しているため起こります。また、過去の恋愛で学んだことを生かせていないから起こるのです。今までの恋愛も思い込みで行動していたのでしょう。

人はいつも同じ方法で恋愛し、同じ恋愛パターンをなぞることが多いです。

そこで、自分の過去の恋愛の失敗を振り返り、反省すると思い込みは減らせます。また、うまく恋愛しているカップルの秘訣を学ぶなどしてもいいでしょう。

浮気は防ぐことができます。まずは激しい思い込みをなくし、自分を改善する。ほとんどはこの改善によってガクンと「される確率」は減ります。

それでもされてしまう場合は、よっぽどの場合。男性の本質的な部分の問題なのかもしれませんね。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。