今年デビュー20周年を迎えるV6が、20日、東京都内で「V6 20th ANNIVERSARY~Timeless~」と題したイベントを行った。
11月でCDデビュー20周年を迎えることとグループ名にちなみ、イベントは午後6時20分にスタート。会場に集まった1200人の観客は、3Dホログラムを使用したライブにくぎ付けになった。
「WAになっておどろう」などをホログラムのV6が披露し、曲は最新シングルの「Timeless」に。するとホログラムの後ろにはなんと本物のV6の姿が。“12人のV6”のパフォーマンスに、本人たちの登場を知らされていなかった観客からどよめきと歓声が上がった。
また、7月29日にリリースされるベストアルバムの中から、メンバーが作詞、井ノ原快彦が作曲した「~此処から~」を初披露。6人で作詞をしたのは初めてだといい、「まとめた井ノ原くんは大変だったでしょ?」と森田剛。「坂本(昌行)くんと長野(博)くんが一緒のことを書いていたりした」と井ノ原が明かすと、三宅健が「夫婦だからね!」、岡田准一が「ラブラブだねぇ」と年長の二人をからかった。
パフォーマンスを終えると、6人はそれぞれ感慨深い表情に。涙する会場のファンを見渡しながら、岡田は「なんかグッとくるね」と語った。
イベントは楽曲パフォーマンスのほか、ベストアルバムの内容紹介映像の公開、渋谷の街頭ビジョンと会場をつないでの“生告知”など、盛りだくさんの内容。
最後はメンバー一人一人が、会場にいる、そして今回は会場に来ることができなかった全てのファンへ、メッセージを送った。
「デビューした時は20年も続けられるとは思っていなかった。本当に皆さんのおかげ。これからも皆さんに愛されるV6でいられるように頑張ります」という長野に続き、井ノ原は「今年は過去を振り返ることもたくさんありますが、そのたびに皆さんに支えられてきたと思う。30年、40年と皆さんと一緒に歩んでいきたい」と笑顔。
三宅は「20周年を迎えられて、皆さんに応援していただけて本当にありがたい。今日ここに来られなかった方も、コンサートでまたお会いしましょう」、岡田は「20年、いいお兄ちゃんたちに囲まれてきて連れてもらっている感謝と、それを応援してくださる皆さんへの感謝を、うまい形で伝えられたらと思っています」とグループ最年少の顔をのぞかせた。
リーダーの坂本は「長野も言った通り、20周年を迎えられるとは想像もできなかった。40(歳)を超えて一緒に踊っていける仲間がいることは最高の幸せだと思っているし、一番の宝物です」とグループへの思いも吐露。
最後は森田が「最近6人での仕事が多くて、ほぼ毎日一緒にいたりして。20年6人でやってきたんだなぁと思って生活してます。いいもんです。今年はみんなにありがとうと伝えるという、(メンバーの)気持ちは一つ。8月からのコンサートにもぜひ遊びに来てください」と締めくくった。