比江島慎(栃木ブレックス) 比江島慎(栃木ブレックス)

首位を2ゲーム差で追うチーム同士の対戦である。東地区2位と中地区2位の激突だ。『2018-19 B1リーグ戦』第21節で栃木ブレックス×川崎ブレイブサンダースが組まれた。

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栃木は26勝7敗で東地区首位・千葉ジェッツを、川崎は21勝12敗で中地区首位・新潟アルビレックスBBを追う。しかも川崎は1月30日(水)に新潟を、栃木は2月2日(土)・3日(日)に千葉をホームで迎え撃つ。そう、栃木も川崎も首位奪還を睨み、負けられない戦いが続くのだ。2月中旬はリーグ戦が中断するのだから、なおさらである。

『天皇杯』決勝で延長にもつれ込む接戦を演じながら、千葉に屈した栃木はアルバルク東京との第18節は1勝1敗、必勝を期した第19節・千葉戦も敗れるなど嫌な流れとなっていた。そんな中迎えた1月23日・サンロッカーズ渋谷戦は81-62の快勝。

ホームデビューとなった比江島慎が「プレーしていて楽しかった。前半はプレッシャーや緊張もあったが、後半は吹っ切れた。徐々に自分のプレーができた」と手応えを口にすれば、安齋竜三ヘッドコーチは「前半は自分たちのミスから40点近く取られていたが、後半はしっかりディフェンスの強度を上げて、対応できた。次の川崎戦は後半20分のディフェンスを40分間続けられるよう準備したい」と次節を睨んだ。

一方、川崎は5連勝中。前節は横浜ビー・コルセアーズとの神奈川ダービーを79-70で制した。ただ、満足できる内容は見せらなかった。1月16日・富山グラウジーズ戦で約2か月ぶりに戦線復帰した辻直人が「満足できるパフォーマンスは出せずに終わってしまった。優勝するためには自分がチームを引っ張らないといけないと思っている」と反省の弁を述べれば、北卓也HCも「勝てたことはよかったが、非常にミスが多く内容的にはよくなかった。イージーミスが多い。こういうゲームをやっているようでは上位に勝つのは難しい」と勝って兜の緒を締めた。

11月下旬に行われた前回の対戦では栃木が連勝した。GAME1は渡邉裕規の勝負どころでの“ナベタイム”発動で86-79の先勝、続くGAME2は79-75の逆転勝利で栃木が連勝を8に伸ばしたのだった。

果たして、今回も栃木が返り討ちにするのか、川崎が前回のリベンジをするのか、はたまた星を分け合うのか。『B1リーグ戦』第21節・栃木×川崎は1月25日(金)・26日(土)・ブレックスアリーナ宇都宮にてティップオフ。25日(金)は来場者全員に生ビールもしくはソフトドリンクを1杯サービス、26日(土)のハーフタイムには『イナズマイレブン オリオンの刻印』のオープニングテーマ『舞台はデッカイほうがいい!』を唄うpugcat'sが登場!チケット発売中。