アルトゥール(シュライカー大阪) アルトゥール(シュライカー大阪)

絶対王者に挑むのはシュライカー大阪か、立川・府中アスレティックFCか。今週末、『DUARIG Fリーグ2018/2019』プレーオフ準決勝が行われる。

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2位・大阪と3位・立川・府中の勝点差はわずかに1。大阪が20勝6分7敗・勝点66に対し、立川・府中は20勝5分8敗・勝点65である。

直接対決の戦績を見ると、立川・府中が3戦全勝。いずれも立川・府中が後半に勝負を決めている。ただ最後の対戦となった12月8日から2か月以上のブランクがあるのは大阪にとって救いか。過度な苦手意識は消えつつあるだろう。

いずれにしてもプレーオフ準決勝では熱戦が待っているはずだ。そして、準決勝を乗り越えても、高く分厚い壁が控える。2年連続11度目の優勝を狙う名古屋が決勝で待ち構えるのだ。

名古屋は今季レギュラーシーズンを28勝5分・勝点89で終えた。2012-2013季以来、2度目の無敗である。しかも、2012-2013季は27試合制、今季は33試合制と言えば、今季の無敗がいかなる偉業かわかるだろう。勝点89も2013-2014季に並ぶ最多タイだが、2013-2014季は36試合制での数字となっている。得失点差+109は史上最多。初めて3ケタの得失点差をマークしたのだった。

何が言いたいかと言えば、今季の名古屋は歴史的なシーズンを送っているということだ。そもそも名古屋は『Fリーグ』11シーズン中10度も優勝を勝ち取ってきた圧倒的かつ絶対的な1強である。最強・名古屋が今季、完璧な戦いぶりを見せ付けているのだ。大阪が勝ち上がってこようが、立川・府中が勝ち残ってこようが、絶対王者に死角はない。事実、名古屋は大阪に3戦全勝(2月10日の最終節も4-1で一蹴)、立川・府中にも2勝1分の星を残している。さらに、プレーオフは2試合戦って勝点・得失点差が同じ場合はレギュラーシーズンの上位が勝者となる。名古屋絶対有利の下馬評は揺るがない。

しかし、スポーツに絶対はないと言われているのも確か。プレーオフ決勝での奇跡を信じつつ、大阪と立川・府中はまず準決勝に全力を傾けてくることだろう。

プレーオフ準決勝・大阪×立川・府中は2月16日(土)・17日(日)・駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場、名古屋が待つ決勝は2月23日(土)・24日(日)・武田テバオーシャンアリーナにて開催。各日試合前に同所にて『GAViC Presents 日本女子フットサルリーグ2018』プレーオフ準決勝・決勝もキックオフ。準決勝は府中アスレティックFCプリメイラ×さいたまサイコロ、決勝にはアルコイリス神戸が控える。各試合のチケットはすべて発売中。