羽田空港に到着したトム・クルーズ

 米俳優のトム・クルーズが31日、主演作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のプロモーションのため、21回目の来日を果たした。

 トムの来日は、昨年6月の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のPR以来、約1年1カ月ぶり。プライベートジェットで韓国から来日した。午後5時50分過ぎ、クリストファー・マッカリー監督、関係者らと共にトムが羽田空港国際線到着ロビーに現れると、一目見ようと集まった約700人のファンが大歓声で迎えた。

 笑顔であいさつしたトムは、真っ先にファンの少女のもとに向かい、サインに応じた。その後もファン一人一人と握手やハグ、サイン、写真撮影などを楽しみ、落ちたペンを拾って手渡すなど優しい対応で喜ばせた。

 トムは「1時間ぐらいファンサービスをしたい」と希望していたそうで、結局約42分もの間、手厚いファンサービスで日本のファンの期待に応えた。最後は「日本に戻って来られてうれしい」と喜びを語り、「サングラスを外して」との報道陣の呼び掛けには「明日ね」と答えた。

 トム、マッカリー監督、ブライアン・バークプロデューサーは8月2日の来日記者会見、3日のジャパンプレミアに出席する。

 映画は8月7日から全国ロードショー。