3月1日、Jリーグとコナミデジタルエンタテインメントのeスポーツ共同開催について記者会見が行われた。JリーグとKONAMIがJ1・J2全40クラブによる『eJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズン』を共同開催することが発表されたのだ。
今回の取り組みは、最も身近なデバイスであるスマートフォンを使用。初心者からプロを目指す上級者まで幅広く参加する大会をコンセプトに、モバイルゲーム『ウイニングイレブン 2019』を競技タイトルに、J1・J2全40クラブが3選手を登録して戦う。
各クラブのメンバーは「15歳以下のU15」「18歳以下のU18」「全年齢のフル」の年齢別3選手で構成。3月22日(金)~5月13日(月)の毎週金曜日11:00~月曜日11:00に行われるオンライン予選『eJリーグ チャレンジ』にて対戦成績上位者を選出。オンライン予選通過者は6月2日(日)・東京、9日(日)・大阪で開催されるクラブ代表選考会へ進出し、各カテゴリーの成績上位者による総当りの対戦を行い各クラブの年齢別3選手を決定。その後7月14日(日)・15日(月・祝)の本大会では年齢別3選手で構成された各クラブによる2戦先勝の対戦形式でのグループステージ・決勝トーナメントを経て優勝クラブを決するのだ。成績順位に応じてJリーグから各クラブへ賞金が支払われる。賞金総額はなんと1500万円!
村井満Jリーグチェアマンが新リーグへ向けて「年代・性別・国籍を超えて楽しめるeスポーツを通じて、サッカーの魅力を伝えていければ」と期待を寄せれば、早川英樹コナミデジタルエンタテインメント社長も「垣根をなくし、サッカーファン、eスポーツファンに新たなサッカーの楽しみ方を提供したい」と意気込みを語った。
話は『eJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズン』だけにとどまらない。「今後『クラブワールドカップ』のような大会ができるかもしれない」(村井チェアマン)、「今大会の後、世界大会に進めるなど、今後も話を進められれば」(早川社長)と可能性は広がる。
エントリーは3月7日(金)~5月2日(木)・Jリーグ公式サイト「J.LEAGUE.jp」内特設ページにて。応募資格は「年齢が4 歳以上である」「日本に在住し、日本語でのコミュニケーションが可能である」「クラブ代表選考会、本大会へ出場が可能である」など。Jリーグとウイイレを愛する有志はいざエントリーを!