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また、『Let's Dance』では、メンバー一人ずつがカメラに向かってキス顔を披露して会場を沸かせたが、曲が終わってしまいイェソンのみ披露できないという状況に会場は爆笑。『Can you feel it』では、“チョギワ”というサビに合わせて、メンバーの“ダンスバトル”も。ウニョクの華麗なダンスに負けじとドンへとシウォンも続き、カンインに煽られたK.R.Y.メンバーもチャレンジ。やる気を見せ、ジャケットを空高く放り投げたイェソンだが、そのジャケットが自分の頭に落ちてくるというミラクルが発生、これにはまた会場も爆笑だった。さらに、「セクシーコンセプトです」と、カンイン、ヒチョル、イトゥクが腰をくねらせ、悩ましげなダンスを披露する一幕もあり、SUPER JUNIORらしい楽しいパフォーマンスで会場を熱狂させた。
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“いつも通りの”弾けたステージで会場を熱狂させたSUPER JUNIORだが、実は、ウニョク、ドンヘ、シウォンが入隊を控えているため、今回が最後のステージだったそう。会場に煌くブルーオーシャンを眺めながら、ドンヘは「楽しい時間を過ごしたことを忘れずに韓国に帰ります。皆さん、元気でいてください。また会いに来ます」。ウニョクも「今までありがとうございました。僕はこのステージが最後で、2年間、皆さんに会えないです。寂しいです」と語ると、会場からはすすり泣くが漏れ聞こえた。
小雨がぱらつくあいにくの空模様だったが、イトゥクは「皆さんと僕たちの愛の強さを試すために、雨が降ったんだと思います」とポジティブにコメント。最後は、韓国最新曲『Devil』で締めくくった。メンバーが一列になって深々と一礼すると、打ちあがる花火。名残惜しそうにステージを後にするメンバー。イトゥクとウニョクは最後までステージに残り、ステージの両サイドまで足を運んで頭を下げる…と、会場から自然と沸き起こるイ・ヒョクチェ(ウニョクの本名)コール。ふたりは頭上で腕で大きくハート(サランヘポーズ)を形作ってみせ、ファンに大きな感謝と愛情を示していた。
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また、同フェスには、同じ事務所所属のガールズグループ、f(x)(エフエックス)も初登場。クリスタルが「『a-nation』という大きなステージに立つことができてうれしいです」とはにかむと、アンバーは「一緒に盛り上がっていきましょう!」。『Pinocchio』の日本語バージョンを初披露したほか、ヒット曲『Hot Summer』の日本語バージョンなど全5曲で会場を沸かせた。
この日は2組のほか、倖田來未、Do As Infinity、Every Little Thing、f(x)、VAMPS、ゴールデンボンバー、つるの剛士らも出演。ジャンル、レーベルの垣根を越え、雨空をものともしない熱狂のステージを繰り広げた。