WINNER 左からミンホ、ジヌ、テヒョン、スンフン、スンユン

BIGBANG、2NE1、PSYら多くの実力派アーティストが所属する韓国の音楽事務所、YG ENTERTAINMENTが約8年振りに輩出した第2のボーイズグループ、WINNER(ウィナー)が9日、東京・中野サンプラザにて全国ツアー「WINNER JAPAN TOUR 2015」の東京公演を行った。

自身初となるホールツアーは、昨年リリースされた1stアルバム『2014 S/S -Japan Collection-』の収録曲『JUST ANOTHER BOY』でスタート。近未来的な映像をバックに爆発的なダンスナンバーでスタートするや否や悲鳴のような大歓声が巻き起こった。その後、同アルバムのリード曲で切ないバラード『COLOR RING』『EMPTY』と続き、カン・スンユンの力強い歌声と、キム・ジヌの艶のある甘いボーカルが楽曲をリードし、サビではナム・テヒョンの透き通るようなファルセットが響き渡った。

他にも「日本の皆さんともっと共感できるようにユニットパートを準備しました」と日本のヒット曲のカバーも歌唱。カン・スンユンのルーツであるロックとしてNANA starring MIKA NAKASHIMAの『GLAMORUS SKY』をカバーし、テヒョンの甘いボーカルと共に絶妙な掛け合いで表現。その後BEGINの『恋しくて』を弾き語りで披露し、別れた恋人を想う切ないフレーズをスローなメロディと甘いハーモニーで歌い上げ、観客はその甘く切ないムードに酔いしれた。