映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」の完成披露試写会でトークショーと舞台あいさつが行われ、出演者の岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、橋本じゅん、松坂桃李、石坂浩二、監督の佐藤信介氏が登場した。
本を読む自由を守るために戦う熱き姿を描いた、有川浩氏の同名シリーズ小説が原作。“図書隊”の鬼教官・堂上篤を岡田が、その部下である笠原郁を榮倉が演じている。2013年に公開された第1弾に続き、10月5日にはドラマスペシャル「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」(TBS系)が、10月10日には映画「~THE LAST MISSION」が公開される。
試写後に行われた舞台挨拶では、まず岡田が「1を超えるものを目指して、佐藤監督を中心にみんなで集まってチャレンジした映画になっています。皆さんが好きでいてくれたらうれしい」とあいさつ。
その後はキャストらに全員のチームワークで舞台あいさつを進行していくというミッションが課せられ、榮倉が中心となって進行を。
今回のストーリーについて、「カップルもたくさん登場して、人間味あふれるドラマになっている」と榮倉。だが、「ラブストーリーの話をすると岡田さんがしゃべってくれなくなる」とぼやき、田中も「まだ照れてるの?」と苦笑いを浮かべた。キャストらが盛り上がる中、「耳が真っ赤」と突っ込まれた岡田は「(1から)進展、してますよね。たくさん」とたどたどしい口調で語り、思わず榮倉に「今日も(ドレスの)背中が開きすぎなんだよ」とぽつり。これに榮倉が「見ますか?」と応戦し、後ろ姿を見せると「恥ずかしいなぁ」とつぶやいていた。
撮影中も「スタッフの皆さんが図書館戦争のファンだからこそ出来た作品で、だからこそラブなシーンを撮るときにすごく楽しそうな顔で見てくる。それを気づかない振りをしたいところを、岡田さんはすごく素直に照れて耳を真っ赤にしてる。だから恥ずかしくて」と榮倉。これに岡田も「再現していいですか?」と覗きこんでくる佐藤監督の様子を再現すると、会場から大きな歓声があがった。
大ヒット作の続編について岡田は「映画の世界ではハードルが高いといわれている。どうチャレンジするか、みんなでたくさん訓練して、監督とも細かく話をした。今回はいろいろなパターンのアクションシーンが詰め込まれています。…アクションシーンを全部僕がやっている、と言っても皆さんあんまり驚いてくれないんですね(笑)」と笑いを交えつつ、「生っぽくしていけばいくほど、動作はどんどん地味になっていく。それをどうやるか。アクションチームとの戦いなんですよ」と語った。
圧巻のアクションについては、橋本も「岡田くんはどう思っているか分からないけど、ハリウッドに行ってほしい。君しかいない!」と賛辞を贈った。
映画は10月10日全国東宝系にて公開。