(左から)じゅんいちダビッドソン、具志堅用高、谷+1。

 映画『ドローン・オブ・ウォー』の公開記念イベントが22日、東京都内で行われ、具志堅用高、じゅんいちダビッドソン、ドローン芸人の谷+1。が出席した。

 本作は、米軍の無人戦闘機ドローンの実態と9.11以降の“対テロ戦争”の知られざる真実を暴く。

 この日は、具志堅とじゅんいちが本作の宣伝隊長の座をかけて、「縄跳び二重跳び」、「リフティング」、「ドローンから投げられるマシュマロキャッチ」の3種目で争った。

 「とにかく一生懸命、楽しく真剣にすることが僕のモットー。今日は頑張ります」と意気込みを語った具志堅が、まずは縄跳びで勝利し、続くリフティングでは「勝てればグラッツェ、負けたら伸びしろですねえ」とほほ笑んだじゅんいちに軍配が上がった。最後のマシュマロキャッチはどちらも失敗して引き分けという結果に終わり、最終的にじゃんけんに勝利したじゅんいちが宣伝隊長に就任した。

 2年前からドローンを相方にして活動し、日本初の“ドローン芸人”を名乗る谷の持ちネタの一つであるマシュマロキャッチには2人共興味津々の様子。じゅんいちは「これはイタリアでもウケるレベルですよ。すごい」と大喜びし、具志堅も「速いね! なかなか難しい、僕は口が小さいから入らなかった」とはしゃいだ。

 じゅんいちは宣伝隊長の初仕事として「(本作は)主人公の心の中での葛藤。これは善なのかそうじゃないのかというぎりぎりのせめぎ合い、揺れる心の内が描かれていてこちらも考えさせられる。公開したらぜひ映画館の空いているスペースに走り込んで見てほしいですね」とPRを行った。

 また、ラグビーW杯で南アフリカ代表に勝利した日本代表について、具志堅は「ぶつかり合いは迫力があってすごいと思いました。最後まで諦めないのが良かったんじゃないですかね。感動しました」と振り返った。

 次の試合に向けて「ああいうゲームをやっていけば勝つんじゃないですか。諦めないで頑張ると思います」とエールを送り、じゅんいちも「ボールが普段と違ってすこし楕円(だえん)形をしているんでね、そこだけ気を付ければ勝てるんじゃないかと思いますね」と笑わせた。

 映画は10月1日から全国ロードショー。