クリストファー・ノーランの2000年作『メメント』がリメイクされることがわかった。9月にエクスクリューシブ・メディア・グループのフィルムライブラリーを買収したAMBIピクチャーズが企画したもの。AMBIは、「『メメント』はたびたびあの時代の最高の映画に挙げられる。我々がリメイクする意味があると感じる作品だ」とコメントしている。
ノーランが、弟ジョナサン・ノーランの書いた短編小説を脚色した『メメント』は、脚本部門、編集部門でオスカーにノミネートされ、作品部門、監督部門、脚本部門、助演女優部門でインディペンデント・スピリット賞を受賞した。主演はガイ・ピアース。900万ドルの低予算で作られたが、全世界で3900万ドルを売り上げ、興行的にもヒットした。
文:猿渡由紀
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