「第66回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが29日、東京都内で行われ、AKB48、NMB48ほかが出席した。
AKBはこの日、10周年を記念したメドレーを披露したほか、プリンセス天功と共にイリュージョンにも挑戦した。
当初、12月と発表していたグループからの卒業時期が来年の3月にずれ込んだ高橋みなみは“最後の紅白”について「去年も最後だという気持ちで臨ませていただいたので、まさか今年も出ることになるとは…」と苦笑い。
また、過去に他の音楽番組でイリュージョン失敗の経験がある高橋は「最初に聞いた時“これはまずい”と思いました。一度、失敗している身なので…」と緊張を口にしつつ、「でも(卒業前の)最後の歌番組、しかも紅白、天功さんですから絶対に失敗できません」と話し、「失敗したらまた卒業を延期します!」と宣言。これには指原莉乃も「やめないキャラ?」と笑いながら突っ込んだ。
最後の紅白とあり「ありがたいことにほぼずっとセンターで歌わせてもらっている」と明かした高橋は、「やっぱり緊張しますが、この景色をしっかりと目に焼き付けたい」と語った。「ソロとして紅白に戻ってきたい?」という質問には「言うと、ハードルすごく上がるので…」と戸惑いながらも、「今後、48グループにもたくさん出演してほしいし、その時自分も一ソロアーティストとして出演させていただけたら素晴らしいなと思う」と夢を語った。
そんな高橋について天功は「抜群のセンス。ほかの海外のアーティストより上を行っている」と絶賛。「こんな褒め言葉を頂けるとは」と喜んだ高橋だが「本番には魔物が住んでいるので、頑張ります」と気を引き締めた。
過去の紅白では「大島優子の卒業発表が印象に残っている」という高橋。「今年はそういうことはない?」と問われた小嶋陽菜は「今年はたかみなの最後の紅白なので、自分が出る幕が無いのか…あるのか…」と思わせぶりに回答。「イリュージョンで消えてそのまま卒業?」という報道陣の突っ込みには、否定しつつも「もし、失敗したら“つなぎ”であるかも…」と返して笑いを誘った。