『機動戦士ガンダム』『超時空要塞マクロス』『聖闘士星矢』――
80年代のヒット作が現代に次々と蘇る意味を探る。

『超時空要塞マクロス』Blu‐ray Box Complete Edition【初回限定生産】※Blu‐ray Box(通常版)も同時発売バンダイビジュアル 5月25日(金)発売 47250円 ©1982 ビックウエスト

往年のファンと新規ユーザー両方が見込めるコンテンツ

『超時空要塞マクロス』Blu‐ray Box Complete Edition 【初回限定生産】封入特典
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80年代の名作アニメが新たな形で次々と現代に蘇っている。4月からは『聖闘士星矢』の新作テレビアニメ『聖闘士星矢Ω』の放送がスタートし、5月には『超時空要塞マクロス』のHDリマスターがBlu-rayとして発売される。こうした動きについて、アニメ評論家の前田久さんは次のように分析する。

「リバイバル作品は往年のファンと新規ユーザーの両方の消費が見込める、魅力的なコンテンツです。特に80年代アニメをリアルタイムで見ていた世代は現在30~40代。経済的に余裕があり、子どもがいる可能性も高い世代です」

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