2019年7月23日、東京ディズニーシーに新しいアトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」がオープンします。
実は「ソアリン」の名前がついたアトラクションは、すでに海外のディズニーパークにあり、多くのゲストでにぎわっているのです。
今回は、海外のディズニーパークを全制覇したマニアが、「ソアリン」が一体どんなアトラクションなのか、その魅力も含めてご紹介します。
「ソアリン」ってどんなアトラクションなの?
ソアリンは、空の旅を体験することができる、フライトシミュレーター型のアトラクションです。
ゲストが乗ったライドは、高さ約25mのスクリーンに向かって上昇していきます。
スクリーンには、世界各国の映像が映し出され、風や匂いまで感じることができるのです。
足が固定されていないので、ブランコに乗ったまま、空を飛んでいるような感じになりますね。
ソアリンは、以下のディズニーパークにあります。
- ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク
- エプコット(ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)
- 上海ディズニーランド
それでは、海外のディズニーパークにあるソアリンについて、見ていきましょう。
遊覧飛行に出発!「ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド」
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークとエプコットにあるソアリンは、同じ名前がついています。
どちらも遊覧飛行がテーマになっていて、ゲストは世界各地をハンググライダーに乗って旅する…というもの。
マッターホルンから始まる旅は、グリーンランドやシドニー・ハーバー、キリマンジャロ、万里の長城、タージ・マハル、イグアスの滝などをめぐっていきます。
体験時間は約5分間ですが、その名の通り、世界一周旅行を味わうことができるのです。
ソアリンは現地のゲストにも大人気で、多くのゲストが長蛇の列をつくっています。
エプコットでは混雑を緩和するために、シアターの数を2つから3つに増設したほどです。
ちなみに、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークでは、期間限定のプログラム「ソアリン・オーバー・カリフォルニア」が行われています。
これは、リニューアル前の映像を上映するというもので、2019年8月末まで体験することができます。
伝説のコンドルに導かれて…「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」
上海ディズニーランドにあるソアリンは、アメリカのパークにあるものとは、かなり異なります。
アルボリ族という古代民族の天体観測所を訪れる、私たちゲスト。
そこで、コンドルに変身できるシャーマンに出会い、空の旅へと出発する、というストーリーになっています。
アラウンド・ザ・ワールド版と比べると、ファンタジー色が強くなっていますね。
また、オーバー・ザ・ホライズン版では、アラウンド・ザ・ワールド版とは異なり、出発前のスクリーンに満天の星空が映し出されています。
天体観測所を感じさせてくれる演出は、なんとも心憎いですね。