リカは今Twitterやってたら、キラキラ女子としてアルファになってると思う

~ドラマの画像は使用できないので雑なイラストで失礼します~

水田:当たり前ですけど、コミュニケーションの手段が電話で、しかも家の電話番号を交換するんですね。

高崎:子機でかっ! この時代は(ナンバーディスプレイが無い機種が多いから)知らない電話に出ないといけないんだ…。誰からかかってくるかわかんないって怖くないですか?

水田:すぐBARみたいなお店に集まってるし…。皆で話したいことがあるならTwitterやりなよ!

高崎:何かあった時部屋で一人で思いにふけったりしてますね。今だったら恋愛で何かあったら、絶対LINEで相談したりしてますよね。

水田:SNSが無い時代って感じですね~。

高崎:でもリカって今で言う「キラキラ女子」みたい。この人Twitterやったらすぐアルファ(ツイッタラー)になれそう。あ、でも「キラキラ女子」と違ってパンツルックなんだ。「“女”を使う!」って感じではないですね。

水田:さとみの方はスカート履いてますね。

藤谷:赤名リカは当時の「活動的な女性」の象徴だったんですよ。

高崎:っていうか今何かピーピーなってましたけど、携帯あるんですか?

藤谷:それはポケベルです。

高崎:「ポケベル」って名前は聞いたことあるけど、鳴るものなんだ~。

藤谷:「ベル」ってついてますからね。

水田:「ポケベルが鳴らなくて」ってヒット曲があった“らしい”ですよ。

藤谷:それすら伝聞かよ。外出時にポケベルで連絡がくると近くの公衆電話でかけ直すという仕組みです。

水田高崎:“学び”を得ました(笑)。

高崎:携帯電話も車載なんですね。これ社会の教科書かなにかで見たことあります。

藤谷:“学び”というか、それはもはや”義務教育”…!

「東京ラブストーリー」なのに「東京」ってあんまり言わない問題

高崎:私、いまの月9(『いつかこの恋を思い出して泣いてしまう』)も毎週観てるんです。あのドラマに比べて「東京」ってあんまり強調してないですね。

今の月9ってセリフに「東京」がたくさんでてきてて、逆に東京の人に向けた話じゃないというか、たとえば洛中洛外図(ざっくりいうと室町~江戸時代の京の様子を絵にしたもの)みたいなんですよ。

藤谷:これは『趣都の誕生(森川嘉一郎・幻冬舎)』という本でも言われてるんですが『東京ラブストーリー』のこの「恋愛模様」が東京の象徴なんです。良い着眼点ですね。

高崎:今の藤谷さんの目の位置はおかしいですけどね(物理的に)。

藤谷:うるせえ。

ちなみにこのメイクは水田さんに描いてもらいました。