「ペタッツ ハンディ」のケースをあけたところ。
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オレンジボディは「接着」タイプ、グリーンは「はがせる」タイプ。
この種のディスペンサーは無駄な用品に思われるかもしれません。
(シートタイプで充分という意味で。)
でも、少しかさばっても目立つ存在になることで、
ペタッツを楽しく使う動機付けを高める効果が期待されます。
また学校や会社など不特定多数の人が、使い方に迷わず、すぐに使えるのにも便利です。

 


最後にペタッツ ハンディに近しい製品を。
これは米国のエルマーズというブランドのディスペンサーです。

エルマーズのディスペンサー。(おそらく日本非売品)
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グミ性はありませんが、丸形にカットされた両面テープを、ハンコを押すようにポンと対象物に貼り付けることができます。
5年ほど前に入手しました。(おそらく日本非売品)
サイズは少々大きいものの、とても簡単に使えるので印象的でした。

一度は、「ペタッツにもこんなディスペンサーがあったら!」という流れで本記事を終えようと考えたのですが、ペタッツのグミを親指でギュッと押す行為は、なんとなく、画鋲を押し込む所作や、あの手応えを思い起こさせ、全てをイージーにする必要も無いのかな?と思った次第です。

 

 

わだ・てつや 東京小猫商会:文具部1号、コモノ部3号。文房具サイト「ステーショナリープログラム」主宰、ウェブショップ「信頼文具舗」店長。著書「文房具を楽しく使う」シリーズ(早川書房刊)ではノートや筆記具を趣味として楽しむための基礎的な知識を提供。近年の文房具人気を支えるリソースのひとつとなっている。その他、商品開発・ブランディング等のコンサルティング、講演、イベントプロデュースなどを行っている。 ブログ公式HP