映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のプレゼンテーションが22日、東京都内で行われ、日本語吹き替え版で声優を務める米倉涼子とエグゼクティブプロデューサーのネイト・ムーア氏が出席した。
本作は、マーベルコミックスの人気ヒーローが活躍する『キャプテン・アメリカ』のシリーズ第3作。これまで世界を救ってきたアベンジャーズが政府組織の管理下に置かれることになり、アイアンマンとキャプテン・アメリカがそれぞれのチームを作って対立する中、テロ事件が発生する。
ブラック・ウィドウの声優続投が発表された米倉は、赤いドレスで登壇すると「アベンジャーズで、戦友である仲間たちが対立すると伺って、とても複雑な気持ちでいっぱいです。理性のアイアンマンと、感情のキャプテン・アメリカがどうやって動いていくのかが見どころになっていると思っています」と作品に対する思いを話した。
また、ブラック・ウィドウがチーム・アイアンマンとして戦うことについて米倉は「前回はキャプテン・アメリカととても親密でしたので、ちょっと違和感はあります。でも、彼女の中で弱い者のために戦う気持ちの中に、アイアンマンに付いた要因があるのではないかと考えています」と推測した。
さらに「実際に仕事上で同じような過酷な状況に陥ったら」と聞かれると、米倉は「私も信念で動きたいと思っています。今回もそういう状況になった時のアイアンマンとキャプテン・アメリカがどうやっていくのかが、とても注目されると思います」と期待を込めた。
一方、ムーア氏は本作への登場が発表され、チーム・アイアンマンに属するスパイダーマンについて、「チーム・キャプテン・アメリカを傷つけることなく確保するために、アイアンマンがスパイダーマンのクモの巣が必要だと思って引き込みます」とその理由を明かした。
映画は4月29日ロードショー。