ニックとジュディの強い絆、そして監督たちがかわいすぎる件
ーー作品中で、ニックは嫌々ながらジュディに引き連れられて冒険をはじめます。
途中、ニックが、ジュディの嫌がる場所に連れて行くシーンが、『塔の上のラプンツェル』の酒場のシーンと構成が似ているなと思ったのですが、なにか意識しているところはあるのでしょうか
と、通訳さんに訳してもらっている最中、監督お二人がテーブルの下からニックとジュディのぬいぐるみを取り出し、
リッチ・ムーア監督 「ニック! ヘルプミー! (裏声)」
バイロン・ハワード監督「ノー! ノー! 」
遊び始めました。
リッチ・ムーア監督は優しそうな渋い見た目のオジ様ですし、バイロン・ハワード監督も背の高いハンサムな男性ですし、お二人ともアニメ映画史に残るような素晴らしい映画監督です。
なのに、突然ぬいぐるみを使って遊び始めるとか、もうほんとかわいいが過ぎてつらい。
インタビューの続きです。
リッチ・ムーア監督「僕たちはバディムービーが大好きなんだ。
物語の中でも核となる部分は、主人公であるふたりのキャラクターの関係だと思うから。
いい映画の大抵はそうだと思うけど、はじめは対極にふたりを置く。
物語が発展していくうちに徐々にふたりの距離が縮んで行ってどんどん親密になっていって、最後にはもう誰にも引き裂けないほどの仲になる。
それを自分たちの中でも練って作り上げていって、上手く表現できたことに満足しているよ」
映画ズートピアの中でも、私の一番好きなシーンが、それまで不確かだったニックとジュディの絆が確かになったシーンです。
夢を実現させた正義感に溢れる警察官のジュディと、夢を信じない詐欺師のニック。
この正反対のふたりがどんな冒険を経て、誰にも引き裂けない絆を手に入れるのか、要チェックです!
ちなみにこの後、監督お二人が東京ディズニーシーに行った話をしてくださったのですが、リッチ・ムーア監督が、東京ディズニーシーを見て驚いてこんな顔になっちゃったよ! と言って再現してくれた顔が正に
( ゚Д゚)
といった表情で、本当にお茶目な方でした。
主人公のニックとジュディや、他のキャラクターたちも、監督たちに似てとっても魅力的な映画『ズートピア』。
ぜひ劇場で、お気に入りのキャラクターを見つけてください!