日本初のスマートフォン向け放送局NOTTV(ノッティーヴィー)がこの4月に開局された。
ライブ放送に大きなアドバンテージを持つ同サービスの可能性を掘り下げる。
『NOTTV』 '12年4月に開局した日本初のスマートフォン向け放送局。サービス利用料月額420円(税込)で、スポーツ、ドラマ、音楽、アニメ、バラエティなどさまざまなコンテンツを視聴できる。
スマートフォン時代の新しい放送の形とは
スマートフォンの急速な普及により、モバイル端末で動画を視聴することはもはや一般的となった。多くの放送局やコンテンツホルダーがオンデマンド型の動画配信市場に参入し、サービスが乱立する状況だ。その一方でチューナーを搭載した端末でのワンセグ放送も広く利用されている。
そんな中、4月1日(日)に、ドコモと民間放送局などの出資により設立された株式会社mmbiによって、スマートフォン向けの新しい放送局「NOTTV(ノッティーヴィー)」が開局された。NOTTVとは、インターネットを通じたオンデマンド型の動画配信サービスとは違い、テレビ放送と同じ放送波を利用したサービスだ。
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