過去のショーを思い出す、「原点」に還ったハーバーショー。
今回の見所としては、ステージとなる上記の3ヶ所にそれぞれに「クリスタルの使者(MC)」がおり、彼の進行で物語が進みます。
この各ステージにMCがいて進行するショーと言えば、ディズニーシーがグランドオープンした2001年9月4日から2006年5月7日まで開催されていた「初代」ハーバーショー、「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」(最後は特別版として開催)を思い出します。
また、過去の同ショーでは、主役であったミニーマウス扮する「ダニエラ姫」の心に響いた、「あなたにとって本当に大切なものは?」という海の声。
ダニエラ姫の答えは「本当に大切なものは、今ここに居る仲間と王国の人々の未来です!」と言うものでした。
そして今回の「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」が最後に導き出す答えも「未来」。
ショーの中でも、「15年間の想いや願いがクリスタルに込められている…」という表現があります。
こんな所にも、引き継がれた過去からのメッセージと、更なる未来への想いと願いが表されているのですね。
また、ショーの各所にはおなじみのディズニー映画の「美女と野獣」、「ピノキオ」、「トイ・ストーリー」などの誰もが知るミュージックも登場します。
これまでのディズニーシーを知る人も、まだ知らない人も、幅広く楽しめるショーになっています。
まさに、15周年を迎える東京ディズニーシーにふさわしい、メモリアルなショーとなりました!
パークのグランドオープン後からディズニーシーへ訪れ、歴史を創ったゲスト。そしてこれから先への未来を創って行く新しいゲスト。
そんな様々な“Wish”(願い)をもった、多くのゲストそれぞれの心に、忘れられない想いを刻んでくれるショーになるのかもしれませんね。
「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」
公演場所:メディテレーニアンハーバー
公演時間:約25分(1日 1~3回公演)
出演者数:約120人
(写真撮影 / YOSHI)