(写真左より)ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ、藤井雄一郎日本代表強化副委員長
ラグビー日本代表の命運はこの31名に託された。8月29日、『ラグビーワールドカップ2019』の登録メンバーが発表された。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「我々はトップ8という今までに掲げたことがない目標を掲げている。選手、スタッフともに150%の準備をして、『W杯』に臨みたい」と意気込みを語った。
気になる日本代表31名のメンバーは以下の通り。
【PR】稲垣啓太(パナソニック)、木津悠輔(トヨタ自動車)、具智元(ホンダ)、中島イシレリ(神戸製鋼)、ヴァル アサエリ愛(パナソニック)
【HO】北出卓也(サントリー)、坂手淳史(パナソニック)、堀江翔太(パナソニック)
【LO】トンプソン ルーク(近鉄)、ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)、ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機)、ジェームス・ムーア(サニックス)
【FL】ツイ ヘンドリック(サントリー)、徳永祥尭(東芝)、リーチ マイケル(東芝)、ピーター・ラブスカフニ(クボタ)
【No.8】姫野和樹(トヨタ自動車)、アマナキ レレイ マフィ(NTTコム)
【SH】茂野海人(トヨタ自動車)、田中史朗(キヤノン)、流大(サントリー)
【SO】田村優(キヤノン)、松田力也(パナソニック)
【WTB】福岡堅樹(パナソニック)、アタアタ・モエアキオラ(神戸製鋼)、レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ)
【CTB】ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)、中村亮土(サントリー)、ラファエレ ティモシー(神戸製鋼)
【FB】松島幸太朗(サントリー)、山中亮平(神戸製鋼)
メンバー31名の共通項を問われた指揮官は、こう答えた。
「FWでもBKのフォローができる選手であったり、BKでも色んなポジションができる選手を選んだ。アンストラクチャー(陣形が整っていない状態)でも自分の役割を遂行できる選手が揃った」
今回の日本代表のストロングポイントについて、ジョセフHCは以下のように語った。
「これひとつという武器はないが、3年間で自分たちのゲームを組み立ててきた。スピーディなゲームでもアンストラクチャーでも自分たちのラグビーを展開するだけのフィットネスを作ってきた。もうひとつの武器は結束力の高さ。ワンチームということをHCとして一番重んじてチームを作ってきた。選手たちはチームのためならば何でもやるという自己犠牲の精神を持っている」
日本代表は9月6日(金)・熊谷スポーツ文化公園 熊谷ラグビー場にて南アフリカと最後のテストマッチ、翌7日(土)・秩父宮ラグビー場での『ONETEAM 決起会』を経て、9月20日(金)・東京スタジアムでの『W杯』開幕戦・ロシア戦に臨む。南ア戦のチケットは予定枚数終了、決起会のチケットは発売中。




