二階堂ふみ&山崎賢人
二階堂ふみと山崎賢人が共演する『オオカミ少女と黒王子』の完成披露試写会が、4月27日に都内で行われた。少女漫画原作に初挑戦した二階堂は、「すごく力が入った自信作。自分にとってもチャレンジだった」とアピール。一方、山崎は劇中の“ドS台詞”である「3回まわってお手からワンだな」を生披露し、二階堂とファン1100人を胸キュンさせていた。
八田鮎子の同名人気コミックを原作に、見栄っ張りで架空のカレシ話を語る“オオカミ少女”のエリカ(二階堂)と、腹黒でドSな“黒王子”恭也(山崎)がウソから始まる恋愛を繰り広げるラブ・ストーリー。舞台あいさつには、共演する鈴木伸之、門脇麦、横浜流星、池田エライザ、玉城ティナ、吉沢亮、菜々緒、廣木隆一監督が登壇した。
二階堂は制服姿での演技に「久しぶりの制服ですし、このタイミングで等身大の高校生を演じられて良かった」と思い入れは格別。ファンを前に「今はとにかく、たくさんの人に見てほしい」とあふれる思いを語った。
一方の山崎は、ドS王子という役どころに「こういう機会がないと演じられないですから、楽しみました。ふみちゃんとの掛け合いも最初は探り探りでしたけど、だんだん楽しめるようになった」と振り返った。“ウソ”から始まる本作にちなみ、人生最大のウソを聞かれると、二階堂は「人見知りじゃないのに、そう言うことがカッコいいと思えた時期があって(笑)。でも根がひょうきんなので、すぐにバレてしまった」とお茶目な返答。山崎は撮影期間に、映画プロデューサーのふりをして、共演する吉沢に電話したエピソードを披露した。
『オオカミ少女と黒王子』
5月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
取材・文・写真:内田 涼
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