舞台「TAKE FIVE 2」のプレスコールおよび囲み取材が3日、東京都内で行われ、出演者の藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、新川優愛、駿河太郎、山本裕典、安蘭けいが出席した。
本作は、2015年にTBSドラマスタッフによって制作され、映像表現と舞台の魅力を融合させた新ジャンルの作品として人気を博した「TAKE FIVE」の続編。主人公・帆村守(藤ヶ谷)が秘書らと共にテロリストを追って再び現代へとタイムスリップし、変えられた歴史から未来を守るための戦いを描く。
前作に引き続き、ドラマ版で唐沢寿明が演じた伝説の大泥棒・帆村正義の子孫の守役を演じる藤ヶ谷は「去年終わって打ち上げの時、ぜひ来年もという話があった。形になるのはなかなか難しいけど、それが実現してまた自分がやらせていただける喜びと、やるからには前回よりレベルアップしていないといけないという思いです」と責任感をにじませた。
今回は守のほかに研究者の真宮秋という新たなキャラクターの一人二役にも挑戦しており、「ライブばりに(舞台の)後ろで着替えたりしています。舞台に出るぎりぎりまで走って、出たら歩いたりとか…」と舞台裏のドタバタを明かした。
新たなヒロインとして座組に加わった新川は「自分からどう輪の中に入っていこうかなと思って」と最初は人見知りのためなかなか話せなかったといい、同じく人見知りだという藤ヶ谷も「そうですね。最初はまったくしゃべれなかった。一緒に作っていくシーンもあるので、シーンがそうさせた」と今ではすっかり打ち解けたようなそぶりを見せた。
すると山本から「今もたいして話していない。僕とか太郎さんが連れてきて話すことはあるけど」と暴露されてしまい、新川も以前ドラマ共演した玉森裕太について「玉森さんも人見知りで、(ドラマ収録の)最後の3週間ぐらいかな、やっとしゃべれるようになったのは。その時よりはしゃべれています」と明かして笑いを誘った。
これには藤ヶ谷も「すみません、キスマイは人見知りが多くて」と苦笑した。その一方、ドレス姿の新川をエスコートして街中を駆け抜ける映像部分のロケ撮影では「ドレスとヒール(の靴)で走りにくくて、『足大丈夫? 痛くない?』と声を掛けてもらって。優しいんだなと思いました」とフォローされ、汚名返上とばかりに「キスマイは人見知りだけど優しいということで」と得意げな表情を浮かべた。
舞台は都内、赤坂ACTシアターで4日~25日に上演。