ソニーは6月11日に、ハイレゾ音源の再生や無線LANに対応し、テレビにもつながる据え置き型の高音質ワイヤレススピーカー「SRS-ZR7」を発売する。カラーは、ブラック、ホワイトの2色。価格はオープンで、税別の実勢価格は4万円前後の見込み。
強力な磁気回路、剛性が高く軽量な振動板を採用し、ハイレゾ音源の再生に最適化した新開発のサテライトスピーカーユニットと、大型パッシブラジエータを十分に駆動する磁気回路を搭載した、シンプルなデザインのBluetooth 4.2対応ワイヤレススピーカー。音のレスポンスと感度を向上したハイブリッドエッジ材を使用した2基のサブウーファーによって、小型ながら音の広がりを強化し、低域から高域までサイズを超えた音量と優れたバランスを実現した。
無線LANに対応し、定額制音楽配信サービスの「AWA」や「Google Play Music」、「TuneIn」などのインターネットラジオを楽しめる「Google Cast」を高音質で楽しめる。さらに、ホームネットワーク内の複数の対応機器を連動する独自の「SongPal Link」に対応し、複数のスピーカーで家中どこでも同じ音楽を楽しめるなど、他の機器と連携できる。対応機器の一括操作、連動が可能なスマートフォン用アプリ「SongPal」も利用できる。
音質面では、ハイレゾ音源を990kbpsの最大転送速度で伝送することで、ハイレゾ相当の音質再生を実現したオーディオ伝送技術「LDAC」や、簡単にBluetooth接続が可能なNFCによるワンタッチリスニング機能に対応するほか、「DSEE HX」を採用し、MP3などの圧縮音源をアップスケーリングしてハイレゾ相当の音質で楽しめる。また、ソニーのワイヤレススピーカーとして初めて、テレビなどと接続できるHDMI入力端子を搭載する。サイズは幅約300×高さ93×奥行き86mm、重さは約1.8kg。