東京ディズニーシー開園15周年を記念して公演中の花火、「スカイハイ・ウィッシュ」。
クリスタルを模した色鮮やかな花火が、ディズニーの音楽に合わせて夜空を彩ります。
実はこの花火、公演時間5分間、長時間の待ち時間も不要でありながら、「明日からもまたがんばろう!」と思わせてくれる仕掛けがたくさん隠されているんです。
パークの帰り道、「明日からまた辛い現実に戻るのが嫌…」とついつい考えてしまうアナタにこそ見てほしい「3つの理由」をお話しします。
1. 結果でなく過程? 願いを「輝かせる」大切さを重視したメッセージ
着目すべき点の1つ目は、「スカイハイ・ウィッシュ」のメッセ―ジです。
東京ディズニーシー開園15周年イベント全体のテーマは「"Wish"を輝かせる旅」。
15周年イベントの広告や15周年のハーバーショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」と同じく、「スカイハイ・ウィッシュ」にも、「"Wish"をもっと輝かせる」というメッセージが込められています。
"Wish"(願い)という言葉を聞くと「叶えるもの」というイメージが先行しがちな中、あえて「輝かせる」ことに重点が置かれているのは興味深いですよね。
筆者個人の解釈になりますが、私は「"Wish"をもっと輝かせる」というメッセージには、
「夢に向かって思いを馳せる過程や、叶える方法を考えるプロセスも素敵な時間」
という意味が込められているのではないかと考えています。
なぜそう考えるのか?
その理由は「スカイハイ・ウィッシュ」で流れるBGMが明らかにしてくれます。