神木隆之介

 映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の初日舞台あいさつが25日、東京都内で行われ、出演者の長瀬智也、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、宮藤官九郎監督ほかが登場した。

 本作は、命を失い地獄に落ちた高校生の大助(神木)が、赤鬼キラーK(長瀬)と出会ったことから繰り広げられる“地獄コメディー”。

 本作は「輪廻転生」がテーマとなっている。それにちなみ「生まれ変わるなら何になりたい?」と聞かれた長瀬は「クドカンになってみたい」と答えた。

 その理由として「もう15、16年一緒にお仕事をさせてもらっているので、客観的な自分が見られそうというか、自分が知らない自分を知っていそうなので」と話すと、宮藤監督は「俺になったらつらいよ、腰痛いし。ため息ばっかりついているし」と返して、会場の笑いを誘った。

 また「登壇者の中で、一番鬼だと思う人は?」の質問に、桐谷は「神木くん。待ち時間にカレーが来たんですけど、神木隆之介は不思議なもんで、普通のご飯の量にルーがスプーン1杯分ぐらいなんです。もうその時点でこいつ変態だなと思って。変態鬼」と神木をいじった。

 長瀬も「僕も隆ですね。地獄の拷問を受けるシーンで、縛ってつるされているシーンが多かったんですけど、スタッフが『1回ロープを解きますか』って聞いても、『大丈夫です』ってすごくさわやかな笑顔で。最後の方は快感を覚えてたんじゃないかなと思って、やっぱり変態の鬼だなと思って」と神木をいじり、仲の良いところをうかがわせた。