ヤマハは、「SEKAI NO OWARI」のボーカリスト「Fukase」の声で歌声制作が楽しめる「VOCALOID4スターターパックFukase」と、スタインバーグ社と共同開発したUSBオーディオインターフェース「UR12」のバンドル製品「Fukase Creator Pack」を6月下旬に発売する。価格はオープンで、税込み実勢価格は3万円前後の見込み。
「VOCALOID4スターターパックFukase」は、「Fukase」の声で歌声制作が楽しめる日本語男性歌声ライブラリ「VOCALOID4 Library Fukase」と歌声編集ソフト「VOCALOID4 Editor for Cubase」をセットにした製品。2種類の日本語ライブラリと英語ライブラリの全3種類のライブラリ構成で、日本語でも英語でも伸びやかで透明感のある「Fukase」の歌声を再現できる。
ロボットボイスのような特徴的なエフェクトを歌声に簡単に反映できる専用ジョブプラグイン「Electronica-Tune」や、「SEKAI NO OWARI」の人気曲「スターライトパレード」を題材に「VOCALOID」の基本操作を学べる小冊子が付属する。
USBオーディオインターフェース「UR12」は、24bit/192kHz対応、Class-A ディスクリートマイクプリアンプ「D-Pre」を搭載し、高品位なハイレゾオーディオ環境を実現。マイク入力用XLR端子と、ギター/ベース入力用フォーン端子(Hi-Z専用)を各1基搭載しており、「VOCALOID」による歌声のパートに、マイク録音によるボーカルやギター/ベース演奏を追加して楽曲を制作できる。
「VOCALOID4 Editor for Cubase」と、歌声の歌詞やメロディーを入力・編集するためのソフト「VOCALOID4 Editor for Cubase」とスタインバーグ社の音楽制作ソフト「Cubase AI」も付属し、買ったその日から「VOCALOID」を使った音楽制作・レコーディングができる。対応OSはWindows 10/8.1/8/7 SP1(32/64bit)、Mac OS X 10.11/10.10/10.9(32/64bit)。