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2016年8月11日(木・祝)に全国公開される映画『ジャングル・ブック』。

1967年に公開されたアニメーション映画『ジャングル・ブック』の実写化作品であり、すでに公開されているアメリカでは大ヒットを記録しています。

ではなぜ2016年に『ジャングル・ブック』が実写化されたのでしょうか?

それには、壮大なジャングルを描けるようになった技術の進歩がありました。

ウォルトの死から50年、『ジャングル・ブック』が復活

ウォルト・ディズニーが死去したのは1966年。

今年はそれからちょうど50年にあたります。

ウォルトの死後最初に公開されたアニメーションが『ジャングル・ブック』。

劇中でもバルーの復活がウォルトの死に対するアニメーターの思いを表していると言われるなど、ディズニーアニメーションの転換点になった作品でもあります。

これまで、『シンデレラ』などアニメーションの実写化を見事に成功させたディズニーが、なぜ今『ジャングル・ブック』を実写化したのでしょうか。

本作の監督を務めるのは、『アイアンマン』等の作品を手掛けたヒットメーカーのジョン・ファヴロー。

彼がはじめに実写化の話を聞いた時、感じたのは不安だったそうです。

「原作のアニメーションが大好きで何度も見たけれど、それを本物の動物でやるのはかなり難しいんじゃないかと感じていた。ピクサー・スタジオのような、“フォトリアルなアニメーション”といった作品であればいいかもしれないとは思ったけれどね。」

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