創立30周年を迎えたピクサー・アニメーション・スタジオでは、『トイ・ストーリー』シリーズや『モンスターズ・インク』シリーズなどの大人気作品がつくられ続けてきました。
“もしも”おもちゃたちが動き出したら、“もしも”人間を怖がらせるモンスターたちの世界があったら。
ディズニー/ピクサーが描く作品には、“もしも”からはじまる世界が広がっています。
2016年7月6日にDVDが発売されたのは、ディズニー/ピクサー映画最新作『アーロと少年』。
大自然を舞台にしたこの作品では、現実と見間違うかのような、美しくリアリティのある映像と物語が描かれています。
ディズニー/ピクサー映画『アーロと少年』の“もしも”の世界を題材に、自由研究をしてみるのはいかがでしょうか。
どうして絶滅? …もしも恐竜がいきていたら?
『アーロと少年』の主人公は、恐竜の子ども『アーロ』です。
しかし、現実には恐竜はいません。
どうして恐竜は滅びでしまったのでしょうか。
- 巨大隕石が衝突
- 地球の地軸が変化した
- 大洪水が発生した
滅びた理由は諸説ありますが、何らかの理由で地球に変化が起こり、その時代を乗り越えることができなかった恐竜などの生物たちが絶滅することなりました。
物語の冒頭に出てくるのは、6500万年前の地球です。
『アーロと少年』は、巨大な隕石が衝突せずに恐竜が文明をもった“もしも”の世界。
主人公の恐竜『アーロ』も、言葉を話し、山の麓で農場を営む一家の一員としてうまれ育ちます。
もしも、実在の恐竜が文明を持ったら?
『アーロと少年』には、様々な恐竜が登場します。
アパトサウルス
主人公『アーロ』とその家族は、『アパトサウルス』という巨大草食恐竜です。
草食動物だから、文明を持った物語の中でも、畑を耕し農作物をつくっていたのです。
アパトサウルスは、首と尻尾が大変長く、体長は20メートルを越えると言われています。
電車1両の当たりの長さと同じか長いくらいの大きさです。
映画に登場する『アーロ』はとても小さな恐竜として描かれていますが、彼の身長も5.5メートル。
車両用の信号機と同じくらいの高さとは驚きです。
ティラノサウルス
窮地に立った『アーロ』を助ける、『ブッチ』一族は『ティラノサウルス』という肉食恐竜です。
おそらく世界で最も有名な恐竜でしょう。
地上最大級の肉食動物とされていますが、文明を持ったこの作品では、家畜を育て暮らしています。
体長はおよそ11〜13メートル、強靭な顎を持った巨大な頭と小さな手足が特徴的です。