福原愛選手

 「第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)卓球競技」卓球代表選手記者会見が22日、東京都内で行われ、卓球日本代表の福原愛選手、石川佳純選手、伊藤美誠選手ほかが登場した。

 開催が間近となったリオデジャネイロオリンピックについて、福原選手は「ロンドンから4年経って成長した部分を皆さんに感じてもらえるように、頑張りたいと思います。そして、またメダルを日本に持って帰れるように、一戦一戦を大事に頑張ります」と意気込みを語った。

 石川選手は、現在の心境を「出発まで1週間と、直前まで迫っているので、わくわくしたり楽しみな気持ちが多くなっています。1カ月前は不安な気持ちが多かったんですけど、この1カ月の合宿で、後悔ない充実した練習ができたので、最近は前向きにオリンピックの準備ができています」と話した。

 また、卓球日本代表公式応援ソング『SUPER RAINBOW』をリリースした歌手のMISIAから、卓球日本代表選手に激励の手紙が送られた。

 MISIAからの「タイトルの『SUPER RAINBOW』は、喜びも悔しさも全てを大きな力にして進む(選手の)姿が、虹の橋を渡る勇者のようだと思ったことから生まれた言葉です。虹のたもとには宝物があるという言い伝えもあるそうです。オリンピックという大きな虹を渡っていかれる皆さんが、宝物を得られますようお祈りしております。日本からリオへと声援を、歌を送り続けます」というメッセージが読み上げられた。

 それを聞いた福原選手は「曲名にそういった深い意味が含まれているとお聞きして、すごく感動しました。虹のふもとに金メダルがあると信じて、頑張っていきたいです」と語った。