映画『四月は君の嘘』の公開直前イベントが6日、東京都内で行われ、出演者の広瀬すず、山崎賢人が出席した。
アニメ化もされた新川直司氏の同名漫画を実写映画化した本作は、自由奔放な個性派バイオリニスト宮園かをり(広瀬)、ヒューマンメトロノームと称された元天才ピアニスト有馬公生(山崎)ら、4人の高校生による青春×音楽×ラブストーリー。
公開を直前に控え、広瀬は「あまり実感がないです。ほぼ毎日プロモーションさせてもらっていて、賢人くんやほかのキャストにも頻繁に会っているのでそれがずっと続くような感覚」と素直な心境を語った。
山崎は「1年ぐらい前から撮影をして、その半年前からピアノとバイオリンを練習していた。早く皆さんに届けたい、早く届け! と思っています」と声を大にして語った。
劇中では2人のデートシーンがたびたび描かれており、最も憧れるシチュエーションは「制服デート」で意見が一致した。広瀬が「制服でどこかに行きたい。人気のお店の行列に並ぶシーンがあって、それはある意味特別な関係だからこそできること」と明かすと、すでに成人している山崎は「制服を着て学校帰りというだけでいいなと思う」とせん望のまなざしを向けた。
また、7日に22歳の誕生日を迎える山崎をサプライズで祝うため、楽器が弾けるファン300人がそれぞれ自身の得意な楽器を持って会場に集まった。会場全体が即席の音楽隊となり合図に合わせて「ハッピー・バースデイ・トゥ・ユー」を大合奏すると、広瀬がピアノを弾く公生をイメージした特製ケーキを山崎のもとへ運んだ。
振り返ると客席一帯が楽器を持ったファンという光景を目の当たりにした山崎は「すげー。みんなオーケストラの人たち?」と目を丸くし、“仕込み”ではないと分かると「ありがとうございます。びっくりっす。こんな誕生日は二度とないんじゃないかな。生きていて良かった、この光景は忘れないです。目に刻んで帰ります。うれしい」と何度も感激を口にした。
映画は9月10日から全国東宝系ロードショー。