映画『闇金ウシジマくん Part3』完成披露上映会が7日、東京都内で行われ、出演者の山田孝之、綾野剛、本郷奏多、白石麻衣、筧美和子、最上もが、浜野謙太、藤森慎吾、高橋メアリージュン、崎本大海、やべきょうすけと山口雅俊監督が出席した。
非合法な金利で金を貸し付けるアウトローの金融屋「カウカウファイナンス」の社長・ウシジマ(山田)を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落人生を描く「闇金ウシジマくん」シリーズ。2010年に実写化されたテレビドラマ「Season1」から始まり、放送中のドラマ「Season3」とこの『Part3』、10月22日公開の『ザ・ファイナル』でグランドフィナーレを飾る。
ラストを締めくくる映画2作連続公開のアイデアを発案した山田は「全然深い意味はないです。最後だし、どどっと派手に行きましょうぜという感じ」とさらりと語り、隣に並んだ綾野が「たぶん間が空くとウシジマくんの造形を作るのが大変だから面倒くさかっただけだと思います」と補足して笑わせた。
山田はゲストキャストを含めて「すごく魅力的なキャラクターを皆さんがしっかり作り込んで、入りきって演じているのでよかったと思います」と手応えをのぞかせ、カウカウファイナンスの受付役として新たに加わった最上は「とっても楽しかった。絆ができているところに入るのはすごく緊張したのですが、仲がいいんだなというのがちらちら見えて、うれしかったり楽しかったり…。いい経験になりました」と振り返った。
また、山田はキャバクラにハマるサラリーマン・加茂役の藤森の芝居についても「芸人さんにはそれぞれ考え方があって、お芝居の場でも面白くしようという人と、お芝居の場ではちゃんと役者としていようという人がいる。正直最初は不安でしたが、しっかり加茂として演じられていたので、そっちのタイプの人だった、よかったと思いました」と絶賛した。
これに藤森は「名のある作品だし豪華な皆さん。入った当日は緊張で大丈夫かなと思いました。そういう風に思っていただけたならよかった。めちゃくちゃうれしい」と胸をなでおろしていた。
映画は9月22日から全国ロードショー。
「最後だし、どどっと派手に行きましょうぜ」と山田孝之
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