お笑い芸人の渡辺直美が15日、10月に行う自身初のワールドツアー「Naomi Watanabe WORLD TOUR」の開催決定・囲み取材会に出席した。
4年ぶりの単独ライブとなる今回のツアーでは、2014年に留学したニューヨーク(米国)を皮切りに、エンターテインメントの本場・ロサンゼルス、なじみの深い台北(台湾)で公演を実施。渡辺は「今年で(芸歴)10年目。初心に戻って…じゃないけど、もうちょっと新しいことにも挑戦してみたいなと思って」と経緯を明かすと、チケットの売れ行きについても「自慢していいですか? 台湾が4分で1000枚、即完(売)だったんですよ。私が一番びっくりしました」と語り、満面の笑みを浮かべた。
また「ニューヨークが200枚、ロサンゼルス400枚も即完だった。ありがたい」と感謝した渡辺は、「この(告知)ポスターを見て、たぶん、こいつ誰? 何してるの? と興味を持ってくれた人もいたんだと思う」と冷静に分析。舞台上では、ダンスパフォーマンスやVTRネタを披露する予定といい、「そもそも私は、ビヨンセでいろいろテレビに出させてもらったので、そういった原点に戻ったパフォーマンスをしたい。お客さんがお酒を飲みながら楽しめるような空間でやろうかなと思っている」と構想を語った。
現在はそのための稽古で「大変な日々」という渡辺だが、「これが痩せないんですよね。全然」と苦笑い。それでも「ちょうどいいかな。この体型で挑むということに意義がある。(私が)ワールドサイズ? 違うんですよ。アメリカに行ったら私ガリガリなんです。それが心配。“普通の子が出てきたじゃん”で終わったら怖いので、むしろちょっと太ってから行こうかなと思ってます」と明かし、笑いを誘った。
来年は日本5大都市ツアーも予定されており、渡辺は「何で、日本の前に世界なんだ?という意見もあると思うけど、海外ツアーで磨かれた私を皆さんに見せたいというのもある。一発、ここで大きくなってから。来年まで待ってて」とアピールした。