ポンポンを持ってダンス! バルーンの船で客席へ!驚きのパフォーマンス

「saji 1st Live 2019~尾羽打チ枯レズ飛翔ケリ~」

ユタニが再びマイクをとり「YPT始まります!」とアナウンス。YPTとは“ユタニ・パーティ・タイム”の略で、ユタニがさらにライブを盛り上げるパフォーマンスタイム。

「今日は水曜日だけどさ、ここだけは金曜日にしちゃおうぜ!」の掛け声で始まったノリノリのダンスミュージック『FR/DAY NIGHT』、ユタニがキラキラの“ぽんぽん”を持ち踊る『あいまいみー』と、ハイテンションで観客を煽り、会場はさながらダンスフロアの熱気に。

「saji 1st Live 2019~尾羽打チ枯レズ飛翔ケリ~」

四つ打ちのビートが心地良く、「いま駆け抜けていくよ」のサビ部分で観客と一体になる『無重力少年』の間奏部分では、サンタクロースのソリをイメージしたバルーンにユタニが乗り、会場にダイブ!バンド名に由来した大きなスプーン(サジ)を持ち、観客の頭上を泳いだ。

「アラサ―のおじさんが羽つけてます」と自虐も挟みつつ、大成功。このバルーンはユタニがラジオで共演したお笑い芸人「キャベツ確認中」のキャプテン★ザコが制作したもの。

ノリノリのパーティチューンからバラードへ 表現の広さを見せつける

「saji 1st Live 2019~尾羽打チ枯レズ飛翔ケリ~」

パーティの盛り上がりが冷めやらぬ中、ピアノの優しい旋律が流れ、ライブ後半戦へ突入。胸キュンナンバー『猫と花火』、ハイオクターブのヨシダのヴォーカルが聴かせる『ツキヨミ』と続き、ピアノの伴奏に乗せてユタニが中学生の時の切ない恋バナを披露し、会場から笑いがこぼれる。夏の終わりかけの切ないラブソング『棗』、『イトシキミヘ』と、美しい歌声と演奏で魅せていく。

ノリノリでサービス精神旺盛すぎるパーティタイムから、バンドの実力を見せつけるバラードタイムへの変化、これこそが他が決して真似出来ない「saji」の魅力といえるのではないだろうか。

ファンの間でも人気の高い『リコーダー』、『感性モーメント』と会場全員が手をあげ笑顔で楽しみながらライブは終了。