年末恒例の「第67回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表記者会見が24日、東京都内で行われ、初出場する市川由紀乃、欅坂46、PUFFY、桐谷健太、KinKi Kids、RADIO FISHが出席した。今年はほかに宇多田ヒカル、大竹しのぶ、THE YELLOW MONKEY、RADWIMPSの10組が初出場し、紅白あわせての全出場歌手は46組となる。
堂本光一は「年末年始は18年くらい東京ドームでコンサートをやり続けてきたので、(デビュー)20周年に向かっていく大切なときに紅白歌合戦に出場させてもらうことを喜ばしく思っています」と語り、堂本剛は「大切な時期に素晴らしい皆さんと楽しい時間を過ごせることが何より幸せで感謝しています。当日は僕たちなりの全身全霊のパフォーマンスをさせていただこうと思っています」と期待を寄せた。
一方、20周年イヤーの集大成となるPUFFYの大貫亜美は「最後にこういうお土産をいただいて締めさせていただきます。私たちよりスタッフが喜んでいて、それを見て私たちもうれしくなったりしています」とほほ笑ましいエピソードを明かし、吉村由美は「せっかくこうして出していただくので、ダラダラしていないよって国民の皆さんに気づいてもらえるチャンスが来たんだと思うので頑張ります」と笑わせた。
auのCMキャラクター浦島太郎として歌う「海の声」で歌手デビューしたばかりの桐谷は「誰かを思って歌う人、誰かを思って聞く人、みんなの歌になったと思います。その代表として歌わせてもらうことに心から感謝しています」と感謝を述べ、同じく欅坂46の平手友梨奈も「デビューして1年たっていない私たちが紅白歌合戦に出させていただくなんてびっくり。最高のパフォーマンスをお届けできるよう全員で力を合わせて頑張ります」と意気込んだ。
藤森慎吾は「充実した1年の締めくくりに紅白歌合戦に出させていただくのは本当にうれしく思います」と真面目にコメント。かねてから紅白出場を目標に掲げて口にしてきた中田敦彦は“企画枠”での出演がうわさされるピコ太郎について「今年後半、ピコ太郎さんの出現で眠れない時期もありました。選ばれたからには最高のステージで盛り上げたい」と安堵の表情を浮かべ、ピコ太郎への対抗策として「筋トレですね。最終的には人数で勝負します」とライバル視していた。
また、紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会を同局の武田真一アナウンサーが務める。番組はNHK総合で12月31日午後7時15分からオンエア。