(写真左より)仲川輝人(横浜F・マリノス)、昌子源(ガンバ大阪) (C)J.LEAGUE

『2020明治安田生命J1リーグ』開幕前からその強さを如何なく発揮している横浜F・マリノス。2月8日・『FUJI XEROX SUPER CUP』・ヴィッセル神戸戦はPK戦の末敗れたが、90分間で3得点を奪い切る決定力を見せた。2月12日・アウェイでの『ACL』全北現代戦ではスコアこそ2-1だが、相手のシュート6本に対し15本ものシュートの雨を降らせ、『Kリーグ』V3王者を圧倒した。圧巻は2月19日・ホームでのシドニーFC戦だ。新加入のオナイウ阿道と昨季得点王・仲川輝人が揃って2ゴールをマーク。『2018-19 Aリーグ』王者に24本ものシュートを乱れ打ち、昨季以上の破壊力を予感させたのだ。

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ここで、2月14日に行われた『Jリーグキックオフカンファレンス』での仲川のコメントを紹介したい。昨季MVPを受賞したハマのGT-Rは「今年はMVPとして見られる。去年以上の結果を残さないといけない。MVPという栄誉に恥じないプレーをしなくてはいけないという責任感が出てきた」と口にした。昨季は15ゴール9アシストと背番号23(日産)をクリアしたが、今季は「23点以上取らないといけない。リーグ戦だけで23ゴール以上。これからは普段サッカーをあまり見ていない人からも見られる、色んな方に自分の名前を知ってもらえるような活躍をしないといけない」とさらなる高みを目指す。また「去年よりも研究されるが、質やハードワークで、それ以上のアタッキングサッカーができるよう準備している。開幕戦はホームでできる。今季のファーストゴールを自分が取りたい」と色気を見せた。さらにチームの目標として「連覇を狙いたい。すべてのタイトルを取れる立ち位置にいると思うので、取れるタイトルは全部狙っていきたい」と言及した。

もちろん、開幕戦で対峙するガンバ大阪も勝点3を譲る気はさらさらない。仏リーグ・アンのトゥールーズからガンバ大阪に加入したDF昌子源は、いきなりの王者との対戦にも「アウェイで王者を叩けば他チームよりも勢いが出る。圧倒的な攻撃力を誇るマリノスにゴールを許さず完封したい」と前向きにとらえる。さらに「タイトル獲得の手助けと言うより自分が引っ張っていく覚悟で来た。ガンバがタイトルから離れて4年、今年は優勝できなければ2位でも何位でも一緒だと思っている」とキッパリ。

『明治安田J1』第1節・横浜FM×G大阪は2月23日(日・祝)・日産スタジアムにてキックオフ。試合前には『SUPER GT』のTGR Team SARD・脇阪寿一監督、NISMOドライバー・松田次生&ロニー・クインタレッリ、横浜FMアンバサダー・波戸康広によるスペシャルトークショーを実施。35~40台ものキッチンカーが集結するキッチンカーフェスも実施。チケット発売中。試合の模様はNHK総合にて生中継。

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