2016年12月16日(金)に公開された映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。
『スター・ウォーズ』初のスピンオフ作品として、デス・スター設計図を奪うまでの物語が明らかになります。
「もうひとつのスター・ウォーズ」の物語として、これまでのスター・ウォーズを知らない人でも楽しめるようになっている『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。
初心者でも楽しめるポイントをご紹介します。
「第1作」の10分前までの物語
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で描かれるのは、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の10分前までの物語。
『ローグ・ワン』のエンディング直後に『新たなる希望』のオープニングが始まるという繋がりがあります。
その『新たなる希望』のオープニングというのが、ダース・ベイダーに追われたレイア姫が「デス・スターの設計図」をR2-D2に託すというもの。
『ローグ・ワン』は「デス・スターの設計図」がいかにしてレイア姫の手に渡ったかを描く物語です。
主役ははぐれものチーム「ローグ・ワン」
これまでのスター・ウォーズの主役は、生まれつき強いフォースを持つ、いわば天才たちでした。
しかし、『ローグ・ワン』の主役は、反乱同盟軍のはぐれものたち。
これまで描かれることのなかった、名も無き人々の物語です。
他の作品では名前すら出てこない主人公たちが活躍します。
つまり、スター・ウォーズの登場人物を全く知らなくても何の問題もなく『ローグ・ワン』を楽しむことができます。
また、フォースやライトセーバーのような、スター・ウォーズならではの特殊な概念もあまり重要ではなく、純粋な戦争映画に近くなっています。
銀河帝国:恐怖で銀河を支配しようとする人たち。これに対抗するのが反乱同盟軍。
デス・スター:帝国が建造中の最強兵器。
ダース・ベイダー:エピソード4以降で主な悪役となる銀河帝国の割と偉い人。
フォース:触らずに物を動かしたりできるすごい力。ジェダイやダース・ベイダーはフォースを扱うのがうまい。
ざっとこんな感じの知識があれば、誰もがスター・ウォーズの世界に入り込める作りになっています。