(左から)おかずクラブのオカリナとゆいP、ライスの田所仁と関町知弘、銀シャリの鰻和弘と橋本直、横澤夏子

 元日に放送されるTBSの恒例番組「笑いの王者が大集結!ドリーム東西ネタ合戦」の収録取材会が17日、都内の同局で行われ、出演者の銀シャリ(鰻和弘、橋本直)、ライス(田所仁、関町知弘)、おかずクラブ(オカリナ、ゆいP)、横澤夏子がそれぞれ番組に対する意気込みを語った。

 今月4日に行われた漫才の祭典「M-1グランプリ2016」で見事優勝を果たした銀シャリの2人。この日、優勝後の変化を尋ねられた橋本は、「仕事が増えるのはもちろんですが…」と切り出すと、自身の住むマンションで起こった“珍エピソード”を披露した。

 橋本は「この前、久しぶりに自分の家に帰ったんです。僕は、10階建てのマンションの下の方に住んでいるのですが、ポストに手紙が入っていました。いつもは防災訓練のチラシとか2年契約の更新のお知らせとかなのに、僕だけ(宛て)っぽい手紙が入っていまして…」と状況の説明を始めた。

 そこには、管理人さんから「M-1グランプリ、優勝おめでとうございます!」と書いてあったそうで、橋本は「僕、1LDKに住んでいるのですが、手紙には『9階の2LDKが空いております。チャンピオンということで、9階の方にお引っ越しされてはいかがでしょうか』とあった」と報告。さらに、文末では「チャンピオンになられたことですし、また“違う景色”が見られると思いますが…」と勧められたとし、9階をアピールする管理人さんのシャレのきいた文章も紹介した。

 当の橋本は、「同じマンション内で引っ越しするのはいかがなものか」と消極的だったが、優勝して「周りもざわつき出した。びっくりした」とその影響力に目を丸くしていた。

 番組では、その銀シャリと、「キングオブコント2016」のキング・ライスによる直接ネタ対決も実施。“ご飯系”のコンビ名を持つ2組が、東のライス、西の銀シャリとして激突する。

 収録を前に意気込みを問われた橋本は「どっちが勝っても“米類”が勝つということで…。国産(銀シャリ)か輸入(ライス)かの違いだけ」と冗談。それでも、ライスの田所は「この勝負の結果によっては、2017年のお米の仕事を、どちらが取るかということが決まってくるので」と意気込んだ。

 実際に、新米のPRイベントなどでは芸人がゲストとして呼ばれることが多くあり、両者がその座を巡って火花を散らす中、ゆいPは「私たち的には、(この勝負)どちらが勝ってもバーターで呼んでもらえるので、正直どちらでもいい」と“おかず”の強みをアピール。米どころ、新潟出身の横澤も、「私は顔がお米の形をしています」とちゃっかり割り込んでいた。

 番組はTBS系で2017年1月1日、午後9時~午前0時20分に放送。

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