内容にも組み合わせにも驚き!“事件”な映画たち
『破門 ふたりのヤクビョーガミ』1月28日(土)公開
コワモテのイケイケやくざと、ぐーたらビンボーの経営コンサルタントの凸凹コンビによる資金回収が組同士の揉めごとへ発展して、ふたりは追われる身に!
黒川博行の小説『破門』を佐々木蔵之介と関ジャニ∞・横山裕によるW主演で小林聖太郎が映画化。北川景子らを共演に迎え、大阪を舞台に怒涛のアクションと本場の関西弁の掛け合いが展開される。
『ユリゴコロ』9月公開
吉高由里子が『僕等がいた(前後篇)』以来、5年ぶりとなる映画主演作で演じるのは初挑戦となる殺人者役。
累計販売部数25万部を突破する沼田まほかるの同名人気ミステリーの映画化で、殺人を心のよりどころとして生きていた中で、愛を知って苦悩することになる美しくも悲しい殺人者・美紗子を演じる。監督は『おと・な・り』『君に届け』の熊澤尚人。
『アウトレイジ 最終章』 2017年公開
北野武監督によるバイオレンスシリーズがついに完結!
巨大暴力団・山王会と花菱会、大友組の元組長・大友による熾烈な争いを描いた前作『アウトレイジ ビヨンド』のその後が語られ、大友役のビートたけし、花菱会幹部・西野役の西田敏行、中田役の塩見三省、山王会・白山役の名高達男、五味役の光石研らは続投。新キャストにも注目が集まる。
『光』2017年公開
『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣が、同シリーズの三浦しをん原作で、日常に潜む暴力をテーマとしたサスペンス小説『光』を映画化。主人公で、中学時代にある罪を犯した信之に井浦新。その信之を強請る輔に瑛太、伸行と秘密を共有しながら過去を捨てて生きる美花に長谷川京子。
『さよなら渓谷』で見せた手腕、三浦原作で大森の集大成となりそうだ。
『追憶』5月6日(土)公開
降旗康男監督と木村大作撮影監督が、『憑神』以来9年ぶり15作目のタッグを組む一作。ふたりも俳優として惚れ込む岡田准一を主演に迎え、小栗旬、柄本佑、長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆らが共演。
富山を舞台に、殺人事件を捜査する刑事、容疑者、被害者という形で再会を果たした昔なじみ3人をめぐる骨太で繊細な人間ドラマが描く。
次なる『君の名は。』は?豊作のアニメ映画ラインナップ
『夜は短し歩けよ乙女』4月7日(金)公開
森見登美彦氏のファンタジックな同名青春恋愛小説を、同じく森見原作のテレビアニメ『四畳半神話大系』も手掛けた『マインド・ゲーム』の湯浅政明が映画化。
脚本、キャラクター原案、主題歌もそれぞれ『四畳半…』に参加したヨーロッパ企画・上田誠、中村佑介、ASIAN KUNG-FU GENERATIONが担当。主人公“先輩”の声を星野源が務めている。
『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』2月4日(土)公開
『LUPIN THE IIIRD』シリーズの3作目で劇場版第2弾。1弾作目のテレビシリーズ『…峰不二子という女』、前作の劇場版『…次元大介の墓標』に続いて、ルパンと組む前の石川五ェ門が描き出される。
五ェ門の声を務めるのは浪川大輔。テレビシリーズでキャラクターデザイン・作画監督を務めた『REDLINE』の小池健が、前作に続いて再び監督も務める。
『ひるね姫~知らないワタシの物語~』3月18日(土)公開
東京五輪が開催される2020年の夏、居眠りばかりしている岡山県倉敷市の女子高生・ココネが、不思議な夢を通して家族の秘密に迫っていく姿を描く。
『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズ、『東のエデン』を手掛け、『シン・ゴジラ』の企画協力にも名を連ねている神山健治監督によるオリジナル長編。高畑充希、江口洋介、満島真之介、高橋英樹らが声優を務める。
『メアリと魔女の花』夏公開
『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林宏昌監督の最新作。共にスタジオジブリを退社した西村義明プロデューサーが設立したスタジオポノックのもと初めて手掛ける長編アニメ映画となる。
原作は、イギリスのメアリー・スチュアートの児童文学。不思議な力を手に入れた11歳の少女メアリの物語で、“21紀の『魔女の宅急便』”を目指す。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』8月18日(金)公開
岩井俊二が手掛けた伝説の同名ドラマを、大根仁の脚本、『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之の総監督で、オリジナルのSF要素を加えてアニメ映画化。
夏休みのある1日をめぐる少年少女の不思議で切ない体験が描き出される。クラスのアイドル・なずなの声を広瀬すずを務め、それぞれなずなに想いを寄せる典道を菅田将暉、祐介を宮野真守が演じる。