日本生命レッドエルフ (C)T.LEAGUE 日本生命レッドエルフ (C)T.LEAGUE

卓球Tリーグは5月15日、ウェブ会議システムで『ノジマTリーグ 2019-202シーズン』表彰選手を発表した。新型コロナウイルスの影響によってレギュラーシーズン終盤で打ち切りとなった今季の受賞者は以下の通り。

『ノジマTリーグ 2019-2020シーズン』リーグ表彰
【優勝チーム】木下マイスター東京/日本生命レッドエルフ
【シーズンMVP】ホウ・エイチョウ(KM東京)/森さくら(日本生命)
【ベストペア】田添健汰・宇田幸矢(KM東京)/鈴木李茄・ヤン・ハウン(トップおとめピンポンズ名古屋)
【最優秀監督】村上恭和総監督(日本生命)
【後期 ノジマMVP賞】神巧也(T.T彩たま)/森さくら(日本生命)

水谷隼、張本智和らを擁するKM東京と平野美宇、早田ひならが属す日本生命は、ともに2年連続2回目の優勝となった。MVPの選考理由はホウはマッチ出場数2位、マッチ勝利数2位、サーブ時ポイント獲得率2位とシーズン1位に貢献するとともにヴィクトリーマッチでも2戦2勝と勝負強さを発揮したことが評価され、森はマッチ出場数1位、マッチ勝利数1位、サービスエース数1位の活躍で文句なしの受賞となった。

また、この日は来季開幕についても言及された。『ノジマTリーグ 2020-2021シーズン』は11月開幕、3月末または4月のファイナル開催を目指すことが発表された。松下浩二チェアマンは次のように語った。

「本来であれば、『東京五輪』直後の開幕を想定していたが、9月末に『世界卓球』が変更になったこと、それにコロナのリスクを考え、11月開幕とした。感染防止をして、たくさんの観客を迎えたい。もし観客を入れられない場合でも無観客試合を含めて考えたい。コロナの状況がどうなっているか、最終判断は開幕の2か月前ぐらいにを考えている」

満員の観客の中、3年目のTリーグ開幕が華々しくスタートすることを祈りたい。