ディズニー・アート展を10倍楽しめる! ディズニーマニアが解説する10個の見どころ

伝説的なアニメーターたち

フランク・トーマスの『わんわん物語』レディとトランプ All Disney artwork © Disney Enterprises Inc. 撮影/つるたま

数多く展示されている作品たち。

中でも、ディズニーの歴史に名を残す、名アニメーターたちの生のスケッチが見られるのは本当に貴重なことです。

風景や人物、そして動物を描く美しい線画は、見ているだけでうっとりしてしまいます。

名シーンや名キャラクターの原画を見るとき、名前に注目してみると、同じ名前があちこちにあるはずです。

例えば、ウォルト時代のアニメーションを支えた9人「ナイン・オールド・メン」。

エリック・ラーソン、レス・クラーク、ミルト・カール、ウルフガング・ライザーマン、ジョン・ラウンズベリー、フランク・トーマス、オリー・ジョンストン、マーク・デイヴィス、ウォード・キンボール。

記憶力の良い方は名前を頭に入れながら展示を見てみると、ディズニー・アート展の中でも特に必見の作品を見つけやすいでしょう。

ディズニーランド好きなら知ってる?

マーク・デイヴィスのクルエラ原画。彼はイマジニアとして「カリブの海賊」なども手がけた。 All Disney artwork © Disney Enterprises Inc. 撮影/つるたま

映画に詳しくなくても、ディズニーパークに詳しい方ならマーク・デイヴィスという名前を聞いたことがあるかもしれません。

彼は「カリブの海賊」や「ホーンテッドマンション」などのアトラクションを担当しました。

しかし元々はアニメーターで、ティンカー・ベルやマレフィセント、クルエラを生み出した、ナイン・オールド・メンの一人。

All Disney artwork © Disney Enterprises Inc. 撮影/つるたま

そしてナイン・オールド・メン以外では、『ふしぎの国のアリス』や「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインを手がけたメアリー・ブレア。

彼女は日本で特に人気で、過去に「メアリー・ブレア展」も開催されました。