芳醇な香りの芳純
東京ディズニーランドのアドベンチャーランド、クリスタルパレス・レストランの前庭などで、5月から6月頃に見られるのは、芳純です。
芳純は、朱がかったローズピンクと、紅茶系の芳香が、華やかな印象のバラです。
特に、香りの評価は高く、同名の香水も作られました。(残念ながら、既に廃盤)
日本生まれの品種で、直径12センチほどの大きな花は、房咲きする傾向があり、目を引きます。
背丈は100センチほどで、花も香りも、楽しみやすい高さですね。
ピンク・パープルの美しい花
名前も可愛い結愛(ゆあ)
東京ディズニーランドのトゥーンタウン、ミニーの家の前庭では、5月から11月頃まで、ピンク・パープルの結愛を見ることができます。
結愛の優秀なところは、花弁が多い(100枚を越えます! )にもかかわらず、全部開くことです。
花だから、開くのは当然でしょ、と思った方!
バラに限らず、花びらが多いと、開くために栄養を使い、株への負担が大きいのです。
特に雨は、花びらを重くするため、更に負担をかけます。
それだけに、結愛が、たくさんの花びらを広げる姿は、大変豪華です。
色も香りも素敵
結愛は香りも強く、バラ香水のようです。
咲き始めは、花びらの裏の薄紫に、表のピンクがアクセントを添えます。
開ききると、ピンクの花に、薄紫のシャドウが入った姿になり、優雅です。
茎が朱い(紫がかった茶色をしている)のも、特徴的ですよ。
花の直径が9センチ、背丈もパークのバラに多い、100センチですから、観賞しやすい高さですね。
ご紹介してきたように、東京ディズニーリゾートのバラは、香りにも優れています。
そして、よい香りは、虫をも引き付けます。
バラの美しい姿を保つには、注意深い観察と手入れは、欠かせません。
東京ディズニーリゾートで、大切に育てられたバラを探しながら、晩春から秋まで、フレグランスに浸ってみませんか?