藤原紀香(左)と橋本マナミ

 映画『癒しのこころみ~自分を好きになる方法~』完成披露舞台あいさつが17日、東京都内で行われ、出演者の松井愛莉、八木将康、水野勝、秋沢健太朗、橋本マナミ、渡辺裕之、藤原紀香と篠原哲雄監督が登壇した。

 本作は、自信を失くした女性が、セラピストという職業を通して成長していく姿を描く。

 主人公の新人セラピストを演じた松井は、これが映画初主演。公開を7月に控え、「緊張していますが、映画が完成してうれしい気持ちです。この映画で、仕事に悩んでいる方や、セラピストに興味を持っている方の背中を押してあげられたらうれしいです」とあいさつした。

 先輩のセラピストを演じた橋本は、現在妊娠9カ月。ふっくらとしたおなかを披露しながら、「結構ギリギリ。この舞台あいさつに参加できてうれしく思います」と笑顔を見せた。

 藤原はカリスマセラピスト役で出演。「すごく凝り性で週3、4回はマッサージに行っていたので、セラピストの友達が本当にたくさんいるんです。彼女たちが、いつもどういう思いでお客さまに施術しているのか…。いつも寄り添う気持ちを感じていたので、失礼があってはいけないという思いで臨みました」と思いを口にした。

 また、映画の内容にちなみ、「自粛期間中に自身で試みた癒やし」についての質問も。松井は「植物栽培」を挙げ、自宅でサンショウ、パセリ、大葉などを育てていることを明かした。

 藤原は「ピアノ」「アニマル動画」のフリップを掲げ、「脳の活性化も含めて、指を動かそうと電子ピアノを買って試みたのですが、自分の音色には全然癒やされなくて…」と苦笑い。

 続けて「昨年飼っていた猫を亡くして、大好きな動物番組を見るたびに泣いていたのですが、ステイホーム中は動物動画でたくさん泣いて笑って癒やされ、立ち直ることができました」と話した。