舞台「デストラップ」のフォトコール&囲み取材に登場した(左から)福田雄一氏、佐藤仁美、片岡愛之助、高岡早紀、坂田聡

 舞台「デストラップ」のフォトコール&囲み取材が6日、東京都内で行われ、出演者の片岡愛之助、橋本良亮(A.B.C-Z)、高岡早紀、演出家の福田雄一氏ほかが登場した。

 本作は、ブロードウェイの劇作家シドニー・ブリュール(愛之助)の自宅を舞台に繰り広られるサスペンスコメディー。愛之助は、「私の役は一度成功を収めた劇作家で、スランプに陥ってるんですけど非常に神経質で、新しい才能の塊(教え子役の橋本)がやってくることで起こるサスペンスです。ぜひお楽しみくださいませ」とアピールした。

 橋本は「僕は福田さんが好きで、ファンの方も福田さんが好きだと知ってるので、福田さんに演出されている橋本を見てほしいなって思います」と話した。

 愛之助の妻役の高岡が、愛之助の演技について「こんなに恐ろしい顔をするんだっていうくらい、すごい顔をしますね。愛之助さんの普段を見ていると、そんな面なんてなさそうなのに、恐ろしい…」と明かすと、橋本も「それは感じられましたね。(愛之助の演技に)押されるんですよね。一つ一つのお芝居が大事なので、負けないように本番はしっかりやりたいです」とコメントした。

 サスペンス作品にちなみ、「普段はわなに掛かりやすい方?仕掛ける方?」と聞かれると、橋本は「わなに掛かっちゃう方ですね。前にネットで携帯ケースを買ったんですけど、正規品って書いてあって、よっしゃーこんなに安いって思って、家に届いたらリンゴマークがめちゃくちゃずれてて、全然正規品じゃなくて。やっぱり正規品って書いてあったら、すぐにパッといっちゃいますね」とエピソードを披露した。

 出演者の間でいじられキャラになっているという橋本だが、「A.B.C-Zの中でもいじられキャラ?」と振られると、「クールキャラですね。(メンバーといても)あまりしゃべらないです」と告白。しかし「メンバーは見に来る?」と聞かれると、「多分来ますね」と笑顔で話し、仲の良さをうかがわせた。

 舞台は、7日から23日 東京芸術劇場プレイハウスで上演。