仲川輝人(横浜F・マリノス) (C)J.LEAGUE

『2020JリーグYBCルヴァンカップ』がいよいよプライムステージへ突入する。今季の決勝トーナメントは一発勝負。残り3試合でカップウイナーを決する。

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9月2日(水)『ルヴァンカップ』プライムステージ準々決勝の対戦カードは以下の通り。
北海道コンサドーレ札幌×横浜F・マリノス 札幌厚別公園競技場
セレッソ大阪×柏レイソル ヤンマースタジアム長居
ヴィッセル神戸×川崎フロンターレ ノエビアスタジアム神戸
FC東京×名古屋グランパス 味の素スタジアム

どのカードも8月の『2020明治安田生命J1リーグ』で対戦済み。ここでリーグ戦での直接対決を振り返ってみたい。

横浜FM×札幌は8月26日の第29節で激突したばかり。この時はジュニオール・サントスの2発に仲川輝人の今季初ゴールなど4-1で横浜FMが快勝。7月26日・第7節で札幌のゼロトップに1-3としてやられた横浜FMが借りを返したのだった。試合後、アンジェ・ポステコグルー監督も「選手たちが素晴らしいパフォーマンスを出してくれて、ファンタスティックなフットボールができた」と満足気な表情を覗かせた。

柏×C大阪は8月15日の第10節で対峙。開始早々のカウンターで先制したC大阪が柏に3倍以上のシュートを浴びながらも効果的に得点を重ね3-1と快勝したのだった。試合終了間際にオルンガがGKのミスを突き6試合連続ゴールを決めるも、勝敗は決した後。しかも、柏は直近のリーグ戦でCBに負傷者が続出、スクランブル状態での対応を余儀なくされる。

神戸×川崎Fは1週間前の第24節で対決。この時の結果は2-2だったが、ボールポゼッション、シュート数ともに神戸が川崎Fを上回ったのだ。試合後、神戸のトルステン・フィンク監督は「ただ2-1の状況で早く3点目を決めるべきだった」と悔やむとともに、「決定力を上げないといけないとわかっている。次回当たるカップ戦の時には借りを返したい」と準々決勝での決着に意欲を見せた。

FC東京×名古屋も8月15日・第10節で当たっている。堅守からのカウンターで主導権を握るFC東京が前線のプレスからレアンドロにつなぎ33分に先制。その後も名古屋の攻撃を完全に封じ1-0で勝利。中2日の名古屋に対して、中5日のFC東京がコンディションの差を見せ付けたのである。

果たしてリーグ戦の結果をなぞるのか、それともカップ戦はリーグ戦と別物の結果となるのか。『ルヴァンカップ』プライムステージ準々決勝は9月2日(水)に開催。神戸×横浜FM以外のチケットはJリーグチケットにて発売中。準決勝は10月7日(水)、決勝は11月7日(土)・国立競技場にてキックオフ。