ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ(1月29日撮影)

9月14日、ラグビー日本代表の活動予定に関する記者会見がウェブ会議システムで実施された。会見に臨んだ岩渕健輔専務理事とジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチは次のように語った。

「まず結論として、この秋代表チームの試合は行わない。7月、そしてこの10・11月に試合をすることを望んでいたし、ファンに試合を届けたいと思っていたが、シックスネーションズレベルの国とやるための最低限の準備ができないという判断のもと、中止に至った。試合を見せる以外にもファンに喜んでもらえる方法を考えていきたい」(岩渕専務理事)
「ラグビーの試合ができないのは非常に残念。選手たちもいつでも合宿に入れるだけの準備をしてくれていたのに残念。ファンも楽しみにしてくれたと思う。ポジティブな点は一旦ブレイクできたこと。リーチ マイケルは手術し、リカバリーしているところ。選手のウェルフェアを最優先に考え、この中止は正しい判断だったと思う。次の『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』へ向けてもっと強くなった日本を見せたいと思っている。まずは来年1月に開幕する『トップリーグ』を楽しみにしている」(ジョセフHC)

欧州6か国が参戦する『オータムネーションズカップ』へフィジーとともに参加予定だった日本だが、ジョセフHCはストレスを抱えていないと言う。
「『エイトネーションズ』は非常に重要な大会。質の高い相手と質の高いスタジアムで質の高い試合をするのは来年以降にできれば。ただストレスはない。コロナ禍では何が起こるかわからない。これはスポーツ界のニューノーマルである」

代表強化に空白の1年ができたことによって、新戦力の育成に影響が出るか質問が飛ぶと、指揮官はこう答えた。
「新しい選手を見つけていかなければならないし、『RWC』の経験を持った選手の存在も大きい。まずベテランには一旦ブレイクを与え、フレッシュになって戻ってきてもらおうというプランを持っていた。例えば堀江翔太。これまでと同様に『トップリーグ』を注意深く見ていきたい。次に選ぶ日本代表は半分くらい新しい選手でもいいと思っている」(ジョセフHC)

来年の予定について問われると、岩渕専務理事はこのようにコメントした。
「まず今年なくなったテストマッチを組み直すのか、新たなカードを組むのか。ワールドラグビーで調整している。来年何とかみんながびっくりするカード、見たいと思うカードを組んでいきたい。選手、スタッフが前向きになれるカード、何よりもファンがワクワクしてくれるカードを組むために努力している。いいニュースをもう少し待ってください」

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