森保一日本代表監督(2019年12月4日撮影)

10月1日、SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)のメンバー発表会見がオンラインで行われた。登壇した森保一監督は「10月の代表戦をできることをうれしく、そしてありがたく思う。多くの方が尽力してくれたおかげで代表活動ができる。チーム一同、感謝の気持ちを持って臨みたい。見てくれる方に笑顔になってもらえるよう勝利したい」と語った。

気になるメンバーは以下の通り。
【GK】川島永嗣(ストラスブール)、権田修一(ポルティモネンセ)、シュミット・ダニエル(シントトロイデン)
【DF】長友佑都(マルセイユ)、吉田麻也(サンプドリア)、酒井宏樹(マルセイユ)、室屋成(ハノーファー)、植田直通(セルクル・ブルージュ)、安西幸輝(ポルティモネンセ)、板倉滉(フローニンゲン)、冨安健洋(ボローニャ)、菅原由勢(AZ)
【MF】原口元気(ハノーファー)、柴崎岳(レガネス)、遠藤航(シュツットガルト)、伊東純也(ヘンク)、南野拓実(リバプール)、鎌田大地(フランクフルト)、中山雄太(ズヴォレ)、三好康児(アントワープ)、堂安律(ビーレフェルト)、久保建英(ビジャレアル)
【FW】岡崎慎司(ウエスカ)、大迫勇也(ブレーメン)、鈴木武蔵(ベールスホット)

まず今回のメンバー選考について、指揮官は次のように説明した。
「本来はもう少し多くメンバーを呼ぼうと思ったが、オランダの入国条件があり、セルビアやロシアから選手が呼べなかった。またJリーグはシーズン真っ只中であり、オランダから帰国した際2週間の自主隔離があるなど選ぶことはできなかった」

10か月ぶりの代表活動となるため、森保監督はコンセプトの再確認を図ると言う。
「まずは基本的なコンセプトを確認し、意思統一できれば。アグレッシブに戦い勝利を目指す。攻撃的とか守備的とかではなく、バランスを取りながら積極的に戦う。我々の思い描いた通りに試合が進まなくても勝利を目指したい」

代表復帰となるベテラン・岡崎についてはこう語った。
「年齢で代表を選ぶことはないと選手たちに伝えたい。岡崎は得点で結果を出している。攻守で存在感を出しているので選考した」

代表初選出の菅原についてはこう評価した。
「将来A代表に十分絡んでくるだろうという期待を決めて招集した。菅原には今回の活動で貪欲に成長してもらいたいし、受けた刺激をチームに持ち帰り成長につなげてほしい」

日本代表はオランダ・ユトレヒトにて10月9日(金)・カメルーン代表戦、13日(火)・コートジボワール戦に臨む。カメルーン戦は日本テレビ系、コートジボワール戦はTBS系列にて全国生中継。