レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ) (C)J.LEAGUE

カップ戦は準決勝敗退を余儀なくされた川崎フロンターレだが、リーグ戦は白星街道を突き進む。10月14日『明治安田生命J1リーグ』第22節・サンフレッチェ広島戦でJ1史上初の同一シーズン2度目の10連勝という快挙をやってのけたのだ。

ただ一抹の不安もある。10月7日『JリーグYBCルヴァンカップ』準決勝でFC東京に0-2で敗れてから、10月10日の第21節・ベガルタ仙台戦は41分に三笘薫のスルーパスにCF小林悠が抜け出し先制し、20本ものシュートを放つも2点目が遠く、終盤にはヒヤリとさせられた。前節の広島戦も56分に左SB登里享平のクロスをCFレアンドロ・ダミアンがヘッドを決め、試合終了間際にMF家長昭博の素早いリスタートから大卒ルーキーコンビの旗手怜央、三笘とつなぎゴールを奪ったが、GKチョン・ソンリョンの好セーブがなければ、試合はどう転んだかわからないものだった。ここ2試合はリーグ最少の19失点の強固な守備を発揮していると見るか、ここ2試合はリーグ最多65得点の爆発的な攻撃力が鳴りを潜めていると見るか、意見が分かれるところだろう。

そんな中迎える相手が名古屋グランパスだ。リーグ戦で唯一の黒星を喫し、10連勝を止められた因縁の相手である。

8月23日の第12節は、攻める川崎Fと守る名古屋の構図で時間が経過した。川崎Fがチャンスを作るも、名古屋の素早いチェックと粘り強いディフェンスの前にゴールを奪えないでいると、44分に右から左へサイドチェンジしてからマテウスがワンテンポ溜めたクロスをCF金崎夢生がヘッドでズバリ。後半に入って、川崎Fはフレッシュなメンバーを次々と投入し、ゴールへの圧力を強めたが、GKランゲラック、CB丸山祐市&中谷進之介の鉄壁な中央をどうしてもこじ開けることはできない。最後の最後まで守備の集中力を切らさなかった名古屋が虎の子の1点を守り抜いたのだった。

ベンチも選手もこの時の悔しさを忘れてはいない。川崎Fとしては同じ相手に2度負けるわけにはいかない。

一方、名古屋もあの時の自信を忘れてはいない。しかも第20節・浦和レッズ戦は1-0、第21節・セレッソ大阪戦も1-0、第22節・北海道コンサドーレ札幌戦は3-0と3試合連続無失点で3連勝中とチーム状態は再び上向きだ。

果たして川崎Fが次こそ問答無用の破壊力を見せ付けるのか、名古屋が再び封じるのか。『明治安田J1』第23節・川崎F×名古屋は10月18日(日)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケットはJリーグチケットにて残りわずか。試合の模様はDAZNにて生配信、NHK BS1にて生中継。

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